ASUSTeK Computerは、7型タブレット「Nexus 7」の3G通信機能付きモデルを2月9日に国内発売すると発表した。発売されるのは32GBモデルで、予想実売価格は2万9800円。
Nexus 7はGoogleブランドでリリースされている端末だが、(Wi-Fiモデルも含めて)製造は同社が担当しており、背面には「NEXUS」とともに「ASUS」のロゴが描かれていた。
今回発表された「Nexus 7 (Wi-Fi+モバイル通信対応)」は、厚みが約10.65mmとWi-Fiモデル(約10.45mm)と比べて若干厚くなっているほかは、スペック的には大きく変わらない。ディスプレーは7型IPS液晶で、CPUには1.3GHz動作のNVIDIA「Tegra 3」を搭載する。
モバイル通信は、3G(W-CDMA/HSPA+)による通信が利用可能で(LTEには非対応)、対応周波数は850/900/1700/1900/2100MHzとしており、仕様的にはNTTドコモ/ソフトバンクモバイルのネットワークに接続可能であると思われる。SIMサイズはmicroSIMで、モバイル通信利用時のバッテリー駆動時間は約9時間。
グーグルのサイトでは、Wi-Fi版の16GBモデルが1万9800円、32GBモデルが2万4800円なので、案外価格差が無い印象。3G版のリリースに期待しつつ、Wi-Fi版を買ってしまった人はちょっと悔しい?
「Google Nexus 7」の主なスペック | ||
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Wi-Fi版 | Wi-Fi+モバイル通信版 | |
メーカー | ASUSTeK | |
ディスプレー | 7型IPS液晶 | |
画面解像度 | 1280×800ドット | |
サイズ | 約198.5×120×10.45mm | 約198.5×120×10.65mm |
重量 | 340g | 350g |
CPU | NVIDIA Tegra 3(クアッドコア) | |
OS | Android 4.2 | |
バッテリー容量 | 4325mAh |
