Growlの情報を「通知センター」経由で表示させる
「Mountain Growl」
増えてきたとはいえ、Growlに比べれば(OS X Mountain Lionネイティブの)プッシュ通知をサポートするアプリケーションはまだまだ少ない。時間が解決する問題とはいえ、Growlがサポートするアプリケーションの数は魅力的に映るはずだ。
そこで利用したいツールが「Mountain Growl」(バイナリーはこちらからダウンロード可能)。インストールすると、GrowlがOS X Mountain Lionのプッシュ通知に対応するのだ。Growlに対応するアプリケーションの情報は、通知センターに表示されるようになるし、システム環境設定の「通知」パネルでデザインの変更やサウンドの有無といったカスタマイズも可能になる。当面はGrowlを併用したい、と考えるユーザーにはお勧めだ。
筆者紹介―海上 忍(うなかみ しのぶ)
Twitter:@u_shinobu
ITコラムニスト。OS XのUNIX寄りの機能解説を得意とするが、そのような依頼が多くて、とは本人の弁。近年では、スマートフォンやA&V機器の取材・執筆にも力を注ぐ。OS Xなど各種TIPS記事を集積したサイト「TELAS」の運営にも関わっている。
この連載の記事
-
第187回
iPhone
NFCの世界を一変させる!? iOS 11「Core NFC」の提供開始が意味するもの -
第186回
iPhone
Appleと「4K HDR」 - iOS 11で写真/動画を変える「HEIF」と「HEVC」 -
第185回
iPhone
iPhone 7搭載の「A10 Fusion」「W1」は何を変えるか -
第184回
iPhone
オープンソース化された「PowerShell」をMacで使う -
第183回
iPhone
アップル製デバイス連携の鍵、「Continuity」とは? -
第182回
iPhone
DCI-P3準拠へと歩むiPhone/iPad - WWDC基調講演で秘められた新技術は、ここにある(2) -
第181回
iPhone
WWDC基調講演で秘められた新技術は、ここにある(1) -
第180回
iPhone
WWDC直前、買い替え前にマイMacのココをチェック -
第179回
iPhone
私がiTunesを使わなくなった5つの理由 -
第178回
iPhone
今あえてiPhone「Live Photos」を知る -
第177回
iPhone
「Windows Subsystem for Linux」はOS Xのライバルとなるか? - この連載の一覧へ