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Apple Geeks 第91回

OS X「通知センター」をもっと便利に!—「Growl」も統合

2012年08月31日 11時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobuTELAS

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Mountain Lionの「通知センター」を堪能したい!

 Safariやメール、カレンダー(旧iCal)などOS Xに標準装備のアプリケーションばかりがプッシュ通知/通知センターに対応している現状だが、システム標準装備のAPIで同機能がサポートされただけに、サードパーティー製品が追随することは時間の問題だろう。実際、Mac App Storeで提供されているアプリケーションの中には、プッシュ通知対応を果たすものが増えている。

 Mac App Storeの外を眺めても、やはりプッシュ通知は開発者にとってホットイシューらしい。ここでは、特に“プッシュ通知らしい”振るまいのアプリケーションをふたつ紹介してみよう。

iTunesで再生する曲名やアーティスト名を通知
iTunification

 ここに紹介する「iTunification」は、iTunesで再生する曲の名前やアーティスト名などのメタ情報を、つどプッシュ(ローカル通知)してくれる。使い方は簡単、ダブルクリックして起動するとメニューエクストラ(メニューバー右側)に常駐を開始するので、普段どおりiTunesを操作すればいい。そうすれば、システム環境設定の「通知」パネルで設定した通知スタイルに従い、曲が変わるタイミングでバナーや警告パネルが表示されるはずだ。

「iTunification」は、ダブルクリックして起動するとメニューエクストラ(メニューバー右側)に常駐する。曲が変わるタイミングでプッシュ通知してくれるようになる

 なお、デフォルトでは曲名とアーティスト名、アルバム名のみを表示するよう設定されているが、設定画面の「Notifications」タブを操作すれば、レート情報や年、ジャンルも併せて表示できる。

レートやジャンルなど、表示する情報はカスタマイズ可能


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