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電アス・ゲーム部 第15回

ぱふぱふは未確認だけど、ぼっちプレイは楽しめる! 『ドラゴンクエストX』はやっぱり買い!?

2012年08月01日 15時00分更新

文● 2012 電撃ASCII制作委員会

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キッズタイムだけでクリアを目指すことはできる?

ASCII.jp:『ドラゴンクエストX』はプレイ環境を整えようとすると、けっこうお金がかかりますよね。

電撃オンライン:ゲームのハードとソフト、USBメモリ、インターネット環境の構築。少なくともこれらは必須になります。

オヌゥ:USBメモリは対応機種が限られているので、持っているという方も油断できないんですよ。ベータテストではUSBメモリ3.0は対応していませんでした。

ASCII.jp:USBメモリ2.0の一部の機種ということですか……2.0は、少し値段も高いですね。

電撃オンライン:USBメモリ同梱版を購入するのが一番安全ですね。実際、ベータテストで非対応のものを買ってしまってムダな出費をしてしまいました。

オヌゥ:必須用品以外にも、クラシックコントローラのほうが断然プレイしやすいですし、他のプレイヤーと積極的にコミュニケーションを取るならキーボードは必要だと思います。キーボードも対応機種が限られるので、こちらも購入時には注意が必要です。

電撃オンライン:WiiはUSBポートが2つしかついていないから、有線でオンラインにつなぐ場合は、キーボードを無線にするか、USBハブを購入して接続口を増やす必要もありますね。理想的なプレイ環境を作ろうと思うと、わりと初期費用は高めになります。

ASCII.jp:そうなると、子どもじゃなくてもキッズタイム利用者が増えるような気がするんですが、キッズタイムって1日2時間ですよね? それだけのプレイでクリアまで満足に遊べるものなんでしょうか?

オヌゥ:ストーリーをクリアするだけなら、目的を絞れば十分遊べると思います。例えば、今日は1時間でレベルを1つ上げるとか、ストーリーボスを倒すとか。

電撃オンライン:ただ、多岐にわたる転職、アイテムなどのコレクション、鍛冶・錬金などの職人、サブストーリーの制覇など、クリアとは直接関係のない要素に手を出そうとすると月額課金に手を出さざるを得ないでしょうね。そもそもオンラインゲームならではの楽しみは、今言った部分にありますから、これらを遊ばないのはちょっともったいない気がします。

転職のシステムは『ドラゴンクエストIX』とほぼ同じ。多くの職業を経由することで役立つスキルをいくつも持てるので、最終的には転職をしたほうが強くなる

鍛冶、錬金は強力な武具を作ったり、武具に特殊な効果を付与できるシステム。最強キャラを作ろうと思ったら避けては通れない道と言える

『ドラゴンクエストX』にはメインストーリー以外にも、特定の職業が一定のレベルに到達すると受注できる職業クエスト、ちょっとしたお使いをする感覚のサブクエストなど、さまざまなクエストが用意されている

『ドラゴンクエストX』は買いですか?

ASCII.jp:いろいろな意見が出ましたが、正直なところ『ドラゴンクエストX』は買いですか?

電撃オンライン:今回は購入を悩んでいる人に焦点を当てた記事ですから、本音で語らないと意味はないですね。

オヌゥ:今回は紹介しませんでしたが、ベータテストでは負荷テストという名目で、さまざまなイベントが催されたりもしました。詳細は電撃オンラインの座談会記事を参照してもらえればと思います。こうしたイベントが遊べるというのはオンラインゲームならではですし、そもそも僕はベータテストの時点で『ドラゴンクエストX』にドハマりしていたので、“買い”ですね(笑)。

電撃オンライン:ベータテストの段階でも申し分ないデキだったので、やはり“買い”だと思います。プレイしてみると、紛れもない『ドラゴンクエスト』だと実感できるはずです。ただ、決して安い買い物ではないですから、どうしても心配だという人は、発売後の他のユーザーの意見などを聞いて判断するのもアリかもしれませんね。

ASCII.jp:今回の座談会で『ドラゴンクエストX』がナンバリングタイトルとしても、オンラインゲームとしても楽しいということは理解できました。ところでオンラインゲームの初日は問題が起きなかったら奇跡とも言われていますし、『ドラゴンクエスト』くらいのタイトルになると、それこそ前例のないくらい数多くのプレイヤーが一斉にオンラインにつなぐことになると思うんですが……。

オヌゥ:序盤はオフラインからの出発なので、一気に負荷がかかってサーバーダウンするような事態は避けられるかも……と淡い期待はしています(笑)。ただ、オンラインゲームはプレイヤー間で体験を共有できるのも楽しみの1つなので、結果的にログインを繰り返すだけで初日が終わったとしても、それはそれでみんなのいい思い出(?)になるかもしれませんよ。

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