7型サイズのタブレットでは最高峰の性能をもつ、中国原道の「N70 DualCore」が東映無線ラジオデパート店に入荷している。デュアルコアのCPUとクアッドコアのGPUを搭載しながら販売価格は1万4980円とお手頃で、新たな人気モデルになりそうな予感のするアイテムだ。
本機は先週“最高峰の中華タブレット”としてご紹介した、CUBE「U30GT」をそのまま小さくしたようなAndroid 4.0タブレット。Cortex-A9ベースのデュアルコアCPU Rockchip「RK3066 1.6GHz」とクアッドコアGPU「Mali-400 MP4」を搭載するなど、基本仕様はほぼ同じ。
7型(1024×600ドット)の静電容量式タッチパネルには、もちろん広視野角のIPS液晶が採用されている。これまで登場した7型の中華タブレットの中では、間違いなく最高レベルの性能といえるだろう。
非常に充実した能力をもつN70 DualCoreだが、同価格帯における直接のライバルは「NOVO7 Aurora II」あたりになりそう。いずれもデュアルコアCPUとIPS液晶を搭載する高性能機で、7型サイズを愛するユーザーにとっては魅力的な選択肢が増えてうれしい悲鳴といったところだろうか。
そのほかのスペックは、メインメモリーが1GB(DDR3)、ストレージ容量が16GB、外部ストレージには最大32GBのmicroSDカードが使用可能。インターフェイスはminiHDMIとmicroUSB(ホスト対応)が装備されている。
前面に200万画素のカメラを実装し、IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。本体サイズは幅190×奥行き116×高さ10.9mmで、重量は314g。