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新「iPad」は今こそ買い時! そのすべてを徹底検証 第1回

2048×1536表示のRetinaはマジ美麗! 新iPad外観チェック

2012年04月30日 10時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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2048×1536ドット(264ppi)表示の
9.7型Retinaディスプレー

 Retinaディスプレーは、サイズが9.7型で、LEDバックライトを搭載するマルチタッチ対応IPS液晶ディスプレーとなっている。解像度は2048×1536ドット(264ppi)で、一般的なノートPCのディスプレーの最大解像度1920×1200ドットよりも大きい。新iPad上で撮影したスクリーンショットをPC上で閲覧しようとすると、縮小表示しなくてはならないという悲しみを味わえる。どれくらい超美麗かは後述する。

新iPad上で画面を撮影したスクリーンショットは、解像度2048×1536ドットとデカい。リサイズせずに掲載しているので、利用しているPC環境で確認してみよう(PNG形式からJPEG形式に変換している)。ちなみに、新iPad上での画面撮影時、アプリなどによっては動作がややもたつく

表示解像度による比較図。左から、15インチMacBook Pro(110ppi)、Apple Thunderbolt Display(109ppi)、新iPad(264ppi)。ppiはピクセルの密度(1インチ当たりのピクセル数)を表わす

500万画素に機能向上した背面カメラ
ただし、問題点あり

 カメラ機能もパワーアップした。iSightカメラと呼称されるアウトカメラは500万画素。オートフォーカス、タップフォーカス、静止画時の顔検出に対応。加えて、1080p(30fps)と手ぶれ補正に対応。ただし、カメラ自体はiPhone 4とまったく同じモノらしく、蛍光灯の下で撮影した写真の中央付近が青くにじんだようになる「青カビ」問題も健在(後述)。アウトカメラはiPad 2と同じものでRetinaディスプレーの解像度からすると悲しいものだが、FaceTimeやSkype利用時には不満を感じなかった。

500万画素のアウトカメラで、よりキレイな写真を残せるようになった

iPhone 4と同じユニットと考えられる証、「青カビ」現象。蛍光灯の下で撮影した写真の中央付近が青くにじんだようになる。iPhone 4よりも目立ちにくくなっているのは、おそらくOS側で調整しているためと思われる

3.5GとLTEが追加された通信方式
LTEは日本では利用できない点に注意

 通信方式には3.5GとLTEが追加されたものの、現時点で日本国内では利用できない。2012年7月25日より開通予定のプラチナ電波からHSPA Evolutionでの通信が可能になるが3.5G……存在としてはLTEまでのつなぎである。というか、日本国内ではLTEに使用している周波数帯やキャリアの関係でLTEが使用できない。このため、4Gという名は、ITUが混乱を避けるために、「HSPAを発展させたものも4Gといっていいよといったから、4Gなんだよ!」くらいに思っておくといい(それにしても、ややこしい)。

新iPadは、現時点ではアップルおよびソフトバンクモバイルから供給。Wi-Fi+4Gモデル購入時の料金体系は表の通りだ

 初代iPadが登場して3年目。Wi-Fi+4GモデルかWi-Fiモデルか迷う状況になっている人は多いだろう。当初は室内利用のみと思っていたものの、屋外で使う機会が意外と多く、モバイルルーターと併せて持ち歩くようになったが、面倒と感じている人は多いと聞く。

 「どこでもつながる」状態が便利なのは確かなので、テザリング機能が有効ならばWi-Fi+4Gモデルで即決という人は少なくないハズだ。バッテリー駆動時間からしても、iPadは優秀なモバイルルーターといえるが、テザリング機能は利用できない。

 また、ソフトバンクモバイルは電波が弱いというイメージが先行しているため、踏ん切りがつかない人はいるだろう。実際には、最近ではだいぶ改善されてきたうえ(iOSデバイスにプライオリティーをつけているように感じる)、レイテンシーがだいぶ短くなり、使いやすくなっている。現状ソフトバンクモバイルが有する周波数帯と比較すると、広域をカバーできるプラチナ電波の登場を待ってから、爽快に衝動買いすれば、電波回りの不安はかなり解消されるハズだ。きっとその頃にはバックボーンの増強もできているだろうし。

最大10時間のバッテリー駆動で
長時間の利用も安心

 さて、気になるバッテリーだが、新iPadも最大10時間のバッテリー駆動を実現している。3G通信の場合は9時間となるが、それ以外は10時間とカタログスペック上で表記され、カンタンなチェックをしてみても安定したバッテリー駆動性能を見せつけてくれる。おさらいは以上として、詳しくは下記のスペック表を確認してもらいたい。

新iPadのスペック
Wi-Fiモデル Wi-Fi+4Gモデル
ディスプレー
(解像度)
9.7型IPS液晶(2048×1536ドット/264ppi)
Retinaディスプレー/マルチタッチ/LEDバックライト/耐指紋性撥油コーティング
CPU Apple A5X(1GHz)
グラフィックス機能 PowerVR SGX543MP4
メモリー 1GB
ストレージ
サイズ
16/32/64GB
LTE 4G LTE(700MHz、2.1GHz)、米国とカナダのみ
3G通信 UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA、GSM/EDGE
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0
カメラ機能 前面:iSightカメラ/5メガピクセル(1080p HD)
背面:FaceTimeカメラ/VGA画質の静止画とビデオ(最大30fps)
センサー 加速度センサー/環境光センサー/ジャイロスコープ
位置情報 Wi-Fi/デジタルコンパス Wi-Fi/デジタルコンパス/Assisted GPS/携帯電話通信
バッテリー
駆動時間
無線LAN
利用時
最大10時間
3G回線
利用時
最大9時間
本体サイズ 幅185.7×厚さ9.4×高さ241.2mm
重量 652g 662g

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