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新「iPad」は今こそ買い時! そのすべてを徹底検証 第1回

2048×1536表示のRetinaはマジ美麗! 新iPad外観チェック

2012年04月30日 10時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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新iPadの持ち心地は、相変わらず上々だ

 新iPadは、iPad 2よりも0.6mm厚くなったが、持ち心地は相変わらず上々だ。重量がWi-Fiモデルで652gと増えたため、少し重たくなったと感じる人もいるだろう。重心分布は大半がバッテリーというのもあってか、どこを手で持っても重みがまんべんなく広がる体感だ。また、シリーズに共通するものだが、長時間持っていると重さを感じるようになる。この点は、日本人女性からすると厳しいかもしれない。

 持ち方のチェックは、両手持ち、片手持ち、小脇に抱えるスタイルで確認してみた。やや分厚くなった恩恵か、全体的に持ちやすくなったようで、やはり背面の末端部の丸みが持ちやすさに直結している。

まずは両手持ち。安定して持ちやすいうえ、重さが均等に分散されるため、それほど気にならない

片手持ちその1。手のひら全体で持つため、重さが分散される。机の前では写真のように持つ人が多いのではないだろうか

片手持ちその2。写真の人物が、電車の中でも滑落ナシ! と力強く推奨するやり方。腕で持つ感じなのでやや上腕二頭筋が疲れるが、片手持ちながら両手持ちに匹敵する安定感を得られる

片手持ちその3。よくある本持ちスタイル。厚みが増したことで、iPad 2よりも持ちやすくなっている

移動中によく見かける小脇に抱えた状態。厚みが増した影響で持ちやすさが向上している

純正カバー「iPad Smart Cover」はそのまま流用可能

 カバーについては、純正品「iPad Smart Cover」、サードパーティー品ともにそのまま流用できる。ただし、サードパーティー製の場合は、マグネット位置の関係でスリープさせる際にコツがいるようだ。

 また、iPad Smart Coverは確かに新iPad/iPad 2両対応なのだが、新iPadがiPad 2より重くなったためか、外れやすくなったと感じている。もう慣れている人は多いかもしれないが、使い始めのうちは、iPad Smart Coverだけを持たないように気を付けてほしい。

背面の発熱が気になる場合は、「iPad Smart Cover」を利用して持つといい

iPad Smart Coverの使い勝手はそのまま。本体の厚みは増したが、問題なく対応しているので流用が可能だ

新iPadは重量が51g増加したので、「iPad Smart Cover」を取り付けてその磁力をチェックしてみた。軽く振ったくらいでは落ちないが、少し勢いを付けて動かすと外れてしまう
iPadを使っていると意外とやりがちな、「iPad Smart Cover」側をつかんで持ち上げる動作もチェック。ゆっくりならば問題ないが、スピーディーにやろうとすると外れる結果になった

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