On-Lap 1302改造補完計画を発動!【ノートPC編】
さてOn-Lap 1301から進化したOn-Lap 1302だが、ちょいと困ったことがある。それはノートPCにつける金具の両面テープがあまりにも強力ってコト。以前の吸盤に比べてガッチリ固定できてイイんだが、一度貼るとなかなか外せネーッ!となる。無理やり剥がそうとすると、ノートPCの筐体まで剥がれそうなので、カッターの刃を少しずつ入れて、切り離すしかない。
そこで、もう少し金具を取り外ししやすいように改造してみた。とはいっても簡単で、金具の両面テープをマジックテープに変えるだけだ。
ASCII.jpとしては不覚ながら原型を留める改造だ。ただマジックテープだと少し強度が弱く、液晶パネルを反転させるときに金具(ヒンジ)の部分を押さえながら動かさないと、テープが分離してしまう点に注意してほしい。賢いASCII.jp読者だと
「こっちも両面テープで剥がせネーじゃん!」
とツッこまでそうだが、マジックテープを剥がすときは、マジックテープの上からシール剥離剤を染み込ませれば簡単に取り外しできる。なにしろ付属の金具は金属なので、シール剥離剤も使えないのだ。
さて、普段はスタンドを使い、プレゼンのときにノートPCの背面に付けたいという場合は、1301に習って吸盤を使ってもいい。ホームセンターならどこでも売ってるフツーの吸盤を買ってきて、写真のように穴をジップタイで固定するのが一番簡単だ。ただこれだと、吸盤の高さがかなり出てしまうので、工作に腕がある場合は円筒の支持部分をカッターで切って、瞬間接着剤でくっ付けるといいだろう。
また少し入手困難になるが、横に渡した棒を支える吸盤があるので、これを入手できればPCに吸盤を取り付け、ディスプレーを写真のように吸盤に引っ掛けるだけでいい。
サーバー用に引き出し式ディスプレーは超便利だせ!
On-Lap 1301をPCの横に取り付けてオーバークロック時のモニタリング用に使ったが、いかんせんPCの横には本やら美少女フィギュアが積まれていて、ディスプレーを広げるスペースがないのが現実だ。
サーバーもしかりで、普段稼動させているときはディスプレー不要だが、トラブルが起きるとそうはいかない。そこでほとんど使うことのないディスプレーがサーバにはつながっているだろう。しかも古い800×600ピクセルのディスプレーとか(笑)。
そこで作ってみたのが、引き出し式のディスプレーだ。
「ボールベアリング式のスライドレール」というものを使うともっと簡単にできるのだが、近所のホームセンターで入手できなかったので、ちょっと手の込んだものになってしまった……。
が! 構造は簡単。手前に引き出すレールと左右に動かすレールを丁番に接合するだけだ。
重い液晶だともっと強度が必要になるので大掛かりになってしまうが、軽量で薄型のOn-Lapならこの程度の改造で十分な強度になる。これならほとんど電源を入れることもないサーバ用のディスプレーにピッタリだ!