いつものように編集部の萌えグッズを漁りに行っていたとき、超薄っぺらい13インチの液晶ディスプレーを見つけた。とはいえディスプレーのスタンドもないので、「なに?この薄いタブレットPC? 新型のサンプル?」と素っ頓狂なコトを聞いてしまったほどだ。
話を聞いてみると、コイツはテックウインドが販売しているGeChic製のディスプレーで、ノートPCに貼り付けるとサブディスプレーとしてデスクトップを拡張したり、プレゼンするときにミラーリングディスプレーとして使えるというもの。黒いディスプレーはすでに発売中だが、白いディスプレーは発売直前ということもあり、色々と遊べそうなので編集部から無理やり奪取してきた。
しかも製品サンプルには「返却日」が書かれていない! そのためASCII.jpのデフォルト値を適用し
メーカーがくれたものと判断!
フツーに使っているシーンは、発売されればそこかしのブログやニュースサイトで紹介されるハズなので、ASCII.jpらしくメーカー推奨外の改造もやってみよう! ええ、借り物じゃなければ改造するでしょ? だってASCII.jpだもん!
ノートPCのマルチディスプレーEvolution!
とりあえず改造したいところだが、ASCII.jpは改造すると毎度原型を留めなくなるので、改造前にフツーの使い方を紹介しておこう。
まずはノートPCへの取り付け方は、写真のような手順で簡単にできる。
製品は吸盤で取り付けるので「今日はサブディスプレーはいらない」という場合は、キュポン!と外すだけでいい。さらに便利なのは「ドライバーのインストールが不要」という点。他社製のディスプレーではメーカー独自のドライバーをインストールする必要があるが、On-Lap 1301/1302はWindows標準のドライバーでイケるので、この上なく簡単だ。
また上の写真ではアナログRGBで接続しているが、HDMIケーブルも付属しているのでデジタル入力もOK。もしノートPC側がmini HDMIやmicro HDMIになっている場合は変換コネクターを咬ましてやればいい。
こうしてノートPCにOn-Lapを背負わせると、ASCII.jpを読んでいるフツーのサラリーマンが、エグゼクティブにメタモルフォーゼ! PowerPointの設定を変更すれば、自分の見ているディスプレーだけにカンペを表示させられるので、流れるようなプレゼンに一目置かれるハズだ。
そして便利なのは、クルッと180度反転させるとマルチディスプレーとして利用できるってトコ。デスクトップがほぼ倍まで広がるので、超横長のExcelで作業したり、いくつもウィンドウを開いての作業が赤い彗星のごとく速くなる。
さらにスゴイのは、縦にしても使えるという点だ。PDFを読んだりWebを見たりするのが楽で、横長ディスプレーに比べると天と地との差ほどある。こりゃ、一度使ったら止められない常習性を秘めている!
