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オリックス・レンテックが「Avaya Flare Experience Cloud Service」

日本アバイアのコラボレーション、7月にクラウド提供へ

2012年03月23日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月22日、日本アバイアとオリックス・レンテックは提携し、アバイアの企業向けコラボレーション「Avaya Flare Experience」をオリックス・レンテックがクラウドサービスとして7月より提供すると発表した。サービス名は「Avaya Flare Experience Cloud Service」で、両社によれば世界初提供だという。

「Avaya Flare Experience」を紹介する日本アバイア代表取締役社長のバート・スチーブンソン氏

 Avaya Flare Experienceは、インスタントメッセージングや音声、ビデオ(今夏対応予定)、そして文書共有やプレゼンスなどの機能を持つコラボレーションツールだ。本来導入には専用のサーバーなどが必要となるが、今回発表されたAvaya Flare Experience Cloud Serviceではサーバー構築などは不要で、1ユーザーあたり月額7000円で利用できる。

 オリックス・レンテックでは、iPadなどのタブレット端末とモバイルWi-Fiルーターをセットにしたレンタルサービス(通信費込みで月額4400円から)なども行なっており、これらをAvaya Flare Experience Cloud Serviceと組み合わせたサービスも提供する。この場合、iPadやWindowsマシンにAvaya Flare Experience Cloud Serviceのクライアントソフトウェアをバンドルした状態で出荷される予定だという。

iPad版ならコラボレーション環境を気軽に持ち運べる

 また、Avaya Flare Experience用のクライアントには、専用ハードウェアである「Avaya Desktop Video Device」が用意されているが、新たにiPad用クライアントソフトウェア「Avaya Flare Communicator for iPad」の提供開始が発表された。これは無線LANおよび3G環境に対応したコラボレーションソフトウェアで、電話とインスタントメッセージング、プレゼンス、メールなどの機能を持つ。

 また、夏にはビデオコラボレーションに対応し、ビデオなら1対15、音声なら1対99のコラボレーションが可能な新アプリ「Avaya Flare Experience For iPad」と「同 Windows」が提供される。iPad版の場合、Avaya Flare Communicator for iPadから無償アップデートが可能だ。また今後の予定として、AndroidやMac、さらにスマートフォン版なども提供されるという。オリックス・レンテックが提供するAvaya Flare Experience Cloud Serviceは7月に始まることから、同サービスを使うのであれば、Flare CommunicatorではなくFlare Experienceを使うことになるとみられる。

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