12月5日、オリックス・レンテックは日本アバイアと今年3月に締結したサービスプロバイダー契約に基づき、アバイアのコラボレーション・ソリューション「Avaya Flare Experience」をクラウド形式で提供する新サービス「Avaya Flare Experience Cloud Service」を12月10日より開始すると発表した。今年の3月に提携が発表され、7月のサービス開始を予定していた。
「Avaya Flare Experience Cloud Service」は、iPadやPC上で通話、電話会議、ビデオ会議、資料共有、インスタントメッセージなどの複数のコラボレーション機能を総合的に利用可能なクラウド型サービスとなる。モバイルデバイスにも対応することから、オフィス以外の場所からも直感的な操作で容易にビデオ会議を開始できる点が特徴という。
価格は、初期費用なし、1ユーザーあたり月額7000円で、ユーザー企業はサーバーなどのITインフラを自社で準備/運用する必要はないため、迅速にサービスを利用開始できる。さらに、2週間の無料トライアル期間も用意されるため、実環境で体験した上で導入の可否を決定できるよう配慮されている。
主な利用シーンとしては、国内/海外拠点との会議、学習塾や語学教室における遠隔授業、災害時のBCP対応、地域医療や在宅訪問介護における遠隔コミュニケーション、などが想定されている。