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TECH担当者のIT業界物見遊山 第26回

技術者のごった煮情報共有イベントをのぞいてきました

新年会2012 CROSSで感じたジャパニーズエンジニアのいぶき

2012年01月30日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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1月27日、以前ご紹介したエンジニア向けイベント「エンジニアサポート新年会2012 CROSS」が開催された。担当も「取材モード」ではなく、「物見遊山モード」でイベントをのぞいてきた。



生々しいネタの連発!エンジニアたちがうなずく

 エンジニアサポート新年会2012 CROSSは、ニフティが行なっているエンジニアサポートというプロジェクトから生まれたイベント。記事でも書いたが、端的に言ってしまうと、「ニフティの会議室を借りて勉強会をやっていたら、団体同士で横つながりができてきたので、新年会をやってしまおう」というノリだ。幅広い技術や言語を勉強しつつ、Web業界内での交流を深めようというのがイベントの趣旨である。

 前半は、スマートフォン、クラウド、次世代LAMP、データマイニング、フロントエンド/次世代言語などのセミナーが行なわれ、担当はスマートフォンやクラウド、データマイニングなどをザッピングさせていただいた。完全に「物見遊山モード」で会場に出かけていったので、詳細な内容に関しては、会場で見かけた@ITや日経BP、技評の記者の方々にお任せしてしまうが、どのセッションもビジネスっぽさがなく、現場ならではのネタ満載であった。

 たとえば、大会場で行なわれた「スマートフォンの未来を語る」と題されたパネルディスカッションでは、日本Androidの会の安生真氏、Titanium勉強会の増井雄一郎氏、Yokohama iPhone Developersの吉田悠一氏が各プラットフォームごとの苦労やビジネスモデルなどについてまったり語り合っていた。「そもそも儲かってます~?」をそれぞれが聞きあったり、iOSやAndroidのバージョンアップ、デバイスごとの解像度の違いによる開発の苦労を披露したり、マーケットでのアップルやグーグルの対応の違いを比較したり、生々しいネタの連発で、会場をうなずきと苦笑の渦に巻き込んでいた。

 印象的だったのは、海外ではマーケット上のアプリに対して賞賛のコメントが多いのに対して、日本では機能追加依頼とクレームが多いというやや世知辛い話。

「海外からはパッチが送られてきたことがあった(笑)」(安生氏)
「なんで開発者をおだてて、やる気にさせようと思わないんでしょうね」(吉田氏)
「みなさん疲れてるんでしょう」(増井氏)

なんてやりとりも、開発者ならではの本音といえる。それにしても、3人で一致したオチが、「Windows Phone 7は本当によかった!」というのには笑いましたが……。

 18時過ぎからの後半は歓談や飲食などを含む、よりくだけたセッション、というかまさに新年会。会社帰りの方も参加し、人数もかなり増えてきたイメージ。サントリーさんがスポンサーについたらしく、プレミアムモルツがもりもり出てきたのには驚いた。

大人の学園祭のような交流イベントは来年も

 昨年の12月に取材した時点では、これから本格的な告知なんて言っていたが、蓋を開けてみれば、計40もの団体が参加し、スポンサー枠もずいぶん埋まったよう。日本野鳥の会に所属しているわけではないので、正確な参加者数はわからないのだが、夕方の乾杯時にはベルサール新宿グランドの大会場がけっこうみっちりだったので、盛況だったと思われる。

※1月30日の朝に確認したところ、来場者数は846人とのこと。来場者率90.1%はすごいですね!

 イベント主催の中心ともなっていたニフティさんの仕切りもなかなかよく、「HTML5/CSS3」とか、「Cassandra」とか、得意分野のシールを首からかけるネームタグにつけるというのはいいアイデアだと思った(次はARですかね)。隣のセミナーをちょっとのぞきたくなるようなざわざわ感を演出する間仕切りや、プレゼンのモニターとは別にTwitterのタイムラインを表示するスクリーンなどの細かい技はイベント慣れのたまものであろうか。

 セミナーや懇親会の現場やツイートを見ていると、肩入れする言語や技術は違っていても、日本で働くエンジニアという同胞意識が感じられた。文章は書けるが、コードの書けない担当にとっては、ちょっとうらやましい。来年も開催する予定となっているので、今からチェックしておきたい(まだ早いか)。

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