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その界隈の方々が続々集結する今年初めのマストイベント

クロスしたい人は集合!幕の内弁当的技術者交流会の舞台裏

2011年12月29日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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2012年1月27日(金)に新宿で開催される「エンジニアサポート新年会 2012 CROSS」は、、Webテクノロジーに関わる人たちが一堂に会する一大イベント。事務局である@nifty エンジニアサポートのメンバーにイベントの意気込みを聞いた。

勉強会や企業をまたいだ「クロス」なイベント

 「クロスしないと生きていけない。」をテーマに開催されるエンジニアサポート新年会 2012 CROSSは、Webテクノロジー専門の勉強会や企業がクロス(CROSS:交流)する場を提供するリアルイベント。大きく2部構成となっており、15時からのセミナーセッションではスマートフォン、クラウド、次世代LAMP、データマイニング、フロントエンド、次世代言語などのセミナーが開催される。そして、18時からのパーティセッションでは、宴会やLightning Talk(5分程度のプレゼン)、2012年の技術を占うセッション、人事担当者が語るセッションなど、よりくだけた内容となる。両セッションにより、技術や年代、企業を超えたコミュニケーションを実現するのが、イベントの目的だ。

ニフティ データプラットフォーム開発部 森藤大地氏、クラウド事業部 クラウドビジネス部 山口亮介氏

 エンジニアサポート新年会 2012 CROSSの前身となるのは、ニフティが進めている「@nifty エンジニアサポート」である。これは日本のWebエンジニアリングを活発にする技術者をサポートするために作られたプログラムで、勉強会のために会場や機材、スタッフの提供や動画配信の協力などを行なうものだ。ニフティでエンジニアサポートを担当する森藤大地氏は、「Webの技術を学ぶため、私もいろいろな勉強会に参加してきたのですが、主催者の方はみなさん会場や機材の調達に苦労していました。Webエンジニアリングを活発にする技術者をサポートしたいと考え、弊社が会議室などをお貸しするようになったのが始まりです」と説明する。

 当初はあくまで有志のみの取り組みだったが、2010年8月から全社活動として正式にスタート。今では40団体により、計100回以上の勉強会が開催され、現在も土日は全部埋まっている状態とのこと。同じくエンジニアサポートを担当するニフティの山口亮介氏は、「役員には『われわれがWeb業界を元気にしないでどうするんですか!』と言って納得してもらいました。ニフティ社員にとってもよい刺激になっています」と説明する。

 @nifty エンジニアサポートでの勉強会が増えてくると、当然ながら主催者同士とつながりができてくる。こうして主催者との話として出てきたのが、勉強会や企業をまたいだ交流イベントだ。たまたまニフティ本社が2011年12月に都内の大森から新宿に引っ越すにあたって、こけら落しも兼ねて最寄りの「ベルサール新宿グランド」で新年会をやろうという話になったのが、今回のイベントの経緯だという。

「広く」て「深い」セッションが大きな目玉

 イベント自体は@nifty エンジニアサポートに加え、各勉強会の主催者が参加した実行委員会で構成されている。実行委員長となった森藤氏は、「そもそもニフティの主催ではないんです。最大のスポンサーではあるのですが、プレスリリースにもほとんど出てこない。こういう形は、『直接的なメリットは小さいかもしれないけど、Web業界を元気にするなら徹底的に』ということで、社長が決めたことなんです」と話す。スポンサーなども募ってるが、宣伝色も少なく、近頃珍しいくらいビジネスの香りがしないイベントだ。「人事担当者が快適なエンジニアライフを語るという人事セッションなどは、やるかどうかの議論もあったのですが、実行委員会内でのニーズで決まったんです」(山口氏)という。あくまで黒子として、イベントをサポートし、Web業界での人事交流を妨げないというのがニフティのスタンスというわけだ。

 今回のイベントのユニークな点は、「特定の技術を深く」ではなく、「さまざまな技術を広く」というコンセプトだ。しかも、各分野での第一人者が参加するので、広くても「浅くない」。「Web業界は、1つの技術にものすごく詳しいというだけでは、あまり役に立たず、プラスアルファで見ている領域が広いほどよいと思うのです」(森藤氏)とのことで、広く深い知識を得られるイベントを目指しているという。

イベントの詳細はエンジニアサポート新年会 2012 CROSS(http://tech.nifty.co.jp/party/2012/)のサイトで随時公開されている

 通常、勉強会というと、特定の技術にのみ詳しい人が参加し、初めて参加する人にとって敷居が高い。技術やアーキテクチャーの優劣に関して各人の考え方も違うので、「交流」どころか、「交戦」になってしまうこともありえる。しかし、エンジニアサポート新年会 2012 CROSSでは、さまざまな技術に詳しい人を集め、モデレーターによって議論を進めていくという。もちろん、後半のパーティーセッションでは、新年会らしく軽食や飲み物と共に楽しく歓談できるという。「間口を拡げたいので、さまざまな人に来てもらいたいです。妻帯者の方が、家族と過ごす土日をつぶさないよう、金曜日の夜に開催します」(森藤氏)とのことで、計1000人の来場者を見込んでいる。Webの未来に思いをはせるエンジニアが参加すべき、2012年最初のマストイベントといえるだろう。

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