Unitcom「2011 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」
Llano対応マザーがズラリ! 「PC-DIY EXPO 夏の陣」開催!
2011年06月25日 23時50分更新
文● 池座 優里
「COMPUTEX TAIPEI 2011」出展製品や
国内未発売の製品が数多く展示
展示ブースでは「AMD Aシリーズ」対応マザーボード以外にも「COMPUTEX TAIPEI 2011」出展製品や国内未発売の製品も数多く展示されていた。以下に気になった製品をピックアップしておこう。
チップセットにZ68を採用したゲーミングマザーボード。ボード上のシルク印刷では「GA-Z68-Gaming」となっているが仮称のため変更されるとのこと。ネットワークチップにBigfoot Networks社の「Killer E2100」、サウンドチップとしてCreative「Sound Blaster Digital Audio Processor (20K2) 」を採用するのが特徴。夏頃発売予定で、価格は未定
micro ATXながら豊富なオーバークロック設定と高い拡張性を誇るMaximus GENEシリーズの最新モデル「Maximus IV GENE-Z」。チップセットにZ68を採用し、拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x4×1という構成。CrossFire Xに加えてSLIにも対応する。micro ATXでハイエンドPCを組むにはおすすめのマザーボードとなりそうだ。7月上旬から中旬発売予定で、価格は未定
世界的に著名なプロゲーマーFatal1ty氏との共同開発マザーボードの最新モデルASRock「Fatal1ty Z68 Professional」。拡張スロットはPCI Express x16×3、PCI Express x1×1、PCI×2で、SLIとCrossFire Xに対応する。電源は16+2フェーズ、ゴールドコーティングが施された日本製コンデンサ採用するなど、細部にもこだわった製品。7月上旬発売予定で、価格は3万円前後
ASKブースで見つけたファンレスシステムセットモデルNOFAN「NOFEN Set A43」。超大型のCPUクーラーに加えて全面にメッシュ加工が施されたケースとファンレンス電源を採用することで、TDP100W以下のCPUなら完全ファンレス構成が可能となる。販売は7月中旬から下旬を予定しており、価格は4万円前後
ASKブースで見つけたSSD RAIDボード「PXDA」。すでにPCI Express x4接続の製品は発売されているが、こちらはPCI-X接続となるのが特徴だ。国内での発売は考えていないとのことだが、もし発売したとしたら2万円前後になるとのこと。最近PCI-X対応のマザーボードが減っているため需要はそれほど多くないかもしれないが、自作PCならではの面白い製品といえる
同じくASKブースで見つけたデスクトップSSDアップグレードキット「Velocity Solo」。SATA3.0を搭載することで、SATA3.0未対応のマザーボードでも最大500MB/secの転送速度を実現する。7月下旬から8月上旬の販売を予定しており価格は6000円前後
SSDを8基搭載しRAID構成とすることでリード2.5GB/sec、ライト2.3GB/secを実現する「Velocity Monarch」。国内では9月頃の販売を予定しており、価格は8万円程度。ボード以外に8台のSSDが必要となるため、簡単に手を出せる製品ではないものの、圧倒的な転送速度を実現することができる製品として注目だ
CoolerMasterのゲーミングケース「Enforcer」のAMD Edition。サイドパネルにはアクリルウィンドウが用意されており、フロントパネルにはAMDのロゴがプリントされている。国内での発売は予定していないとのことだが、ぜひ製品化を期待したい
こちらはCOMPUTEX TAIPEI 2011でも展示されていたCoolerMaster「Silencio 550」。静音重視のモデルでフロントパネルは開閉式。7月中旬発売予定で価格は1万3000円前後
SSD換装の実演やアキバらしい製品展示も!
インテルブースではSSDの換装を実演。白衣を着たzigsow Tech Loungeの“ハカセ”が実際にノートPCにSSDを組み込み、SSDのメリットを解説
会場ではzigsowの萌えキャラ「ナノ」ちゃんが描かれた特製「ナノ特大ビーチタオル」のプレゼントキャンペーンを展開していた
ユニットコムのブースでは、TWOTOP、フェイス、パソコン工房などで販売している痛ノートPCや痛キーボードも展示されていた
週刊アスキーがステージイベントを開催
25日は週刊アスキーのステージイベントを開催。NVIDAのスティーブン・ザン氏を招いて、週アスのジサトラメンバーが、GeForceやスマホ向けプロセッサ「Tegra 2」の性能をアピールした
ステージ終了後、私物のTegra 2搭載スレートPCをドヤ顔で自慢するスティーブン氏
なんとステーブン氏はTegra 2を自身の財布に入れて持ち歩いていた。写真の通り、Tegra 2は非常に小さいことがわかる
週刊アスキーのステージイベントはさらにもう1回開催。2回目のステージでは、COMPUTEX TAIPEIを取材した週アスライター陣が、現地で見かけた注目の新製品を紹介。今後の自作PCパーツ市場の動向を予想した。最新パーツの紹介とあって、多くの人が足を止めてステージを見ていた