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ミクZ4、3年目の本気! SUPER GT激闘記第19回

痛車、イタ車、イタ痛イカ車で表彰台を独占!

みんな泣いた日 苦節4年目のミクZ4、セパンで初優勝!

2011年06月19日 23時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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マレーシア人もビックリ!
セパンサーキットに痛車(とイカ車)の咆吼がこだました!

 昨日のポールポジション獲得から一夜明けて臨んだ決勝当日。谷口選手は予選後のインタビューで「通せんぼマシンになってやる!(キリッ」と公言していたように、もはや優勝しか目にないようだ。番場選手もそれに負けずに気炎を吐く。

 いつもスタート直後はハラハラさせられるが、今回ばかりはポールポジションの強みを生かして、ブッチギリの快走を見せたスタートドライバーのベテラン・谷口選手。第2戦富士の#33 ハンコックポルシェを彷彿とさせる、無人の野を行くかの如く独走するミクちゃんと谷口選手。2位以下に大きく差を開け、全46周のうち半分ほど(GT500のトップ周回で27周)を走って、危なげなく番場選手にバトンを渡した。

 給油とタイヤ全交換を終えてピットアウトする番場選手。貯金は谷口選手が十分に稼いでくれた。あとはこの貯金を減らさないように走りきるだけ……と思いきや、思ったよりタイムが伸びず、ついにはバラスト(ウェイトハンディ)を60kgも積んでいるはずの#11 JIMGAINER 458にその差10秒未満まで追いつかれてしまう。残り10ラップを切ったあたりから#11とミクZ4による壮絶なバトルが展開され、あわやサイドバイサイド(横並び)のシーンもあったが、そのたびにGT500のマシンをうまく利用したり、#11がうっかりアウトに膨らんだところで差を広げたりして、1位のポジションを一度も明け渡すことなく、クラストップでチェッカーを受けたのだった。

 GT300クラスの結果は、1位:ミクZ4、2位:#11 JIMゲイナー458、3位:#27 イカ娘フェラーリと、表彰台を痛車とイタ車とイタ痛イカ車が独占した。これまでず~っとイロモノ扱いされてきた痛車が2台もそろって表彰台に上るときがやってくるとは。まさに「新しい時代の幕開け」である。これを「胸熱」と言わずしてなんとする! もう泣いてもいい、もう喜んでいい。期待が夢で終わることはない、現実なのだから。これにより、ドライバーズポイントは34になり、1位の#11に11ポイントの2位に浮上(#11は45ポイント)。シーズン総合優勝も見えてきた!

 この調子で次戦SUGO、第5戦鈴鹿と連勝を期待しよう! また、現地で喜びを分かち合うため、鈴鹿応援シートへの参加者も絶賛大募集中である。鈴鹿は遠い、都合が悪くてその日は行けない、という人はパブリックビューイングでもテレビ観戦やネット観戦もいいが、サーキットで優勝の瞬間を目撃するのは格別の喜びだ(と思うけど、まだ体験してない! 号泣)。

 痛車が割拠する今シーズンのSUPER GT 300クラス、ますますGSRから目が離せなくなってきたぞ!

残り3周くらいから始まった「番場」コールは地響きが起きるほど。そして優勝の瞬間がこれ。筆者もこみ上げるモノを押さえることができず、目の前が滲んだのだった

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