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「スマートフォン向けSSL-VPN/本人認証連携ソリューション」を提供

マクニカとCSE、スマホのリモートアクセスで協業

2011年06月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月3日、マクニカネットワークスとシー・エス・イーは、「スマートフォン向けSSL-VPN/本人認証連携ソリューション」として、スマートフォンによるセキュアリモートアクセス構築支援・市場活性化に向けて協業することを発表した。

頭の中に思い描くイメージを利用する「SECUREMATRIX」を組み合わせる

 両社はスマートフォン用のリモートアクセスモジュール「Junos Pulse」と、本人認証ワンタイムパスワード製品「SECUREMATRIX」の連携動作検証を共同で実施。2製品を組み合わせて利用できる「スマートフォン向けSSL-VPN/本人認証連携ソリューション」の提供を行なう。

 Junos Pulseは、米ジュニパーネットワークスのSSL-VPNリモートアクセスアプライアンス「Secure Accessシリーズ」に対応するスマートフォン用の統合クライアントモジュールで、スマートフォンやタブレット端末で、セキュアなリモートアクセス環境を構築する。現時点ではiOS版のみだがアプリストアで無料提供されており、管理者による事前インストールや複雑な設定が必要ないため、非常に容易に運用を開始できるという。

 一方のSECUREMATRIXは、シー・エス・イーが開発した認証デバイスのいらないワンタイムパスワードを使用した本人認証システム。頭の中に思い描くイメージを利用し、アクセスする度に異なるパスワードを実現する。そのため、盗聴や盗難にあっても認証・機密情報が漏洩することはなく、毎回同じパスワードを使用する固定パスワードと比較すると大幅にセキュリティ強度が増す。さらに、トークンのような認証デバイスを必要としないため、コストや運用面での負荷を軽減できるという。

 マクニカネットワークスは、「スマートフォン向けSSL-VPN/本人認証連携ソリューション」の提供開始にあわせ、導入を検討する企業を対象に「Juniper SA+SECUREMATRIX連携パックキャンペーン」として特別価格での提供を行なう。

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