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見える化プロバイダのセキュアヴェイルの企み

明日から仮想サーバー監視!「Virtual Aid」のチャレンジ

2010年08月03日 11時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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セキュアヴェイルが発表した「Virtual Aid」は、VMwareのサーバーの監視をサービスとして提供するもの。自社開発のソフトウェアの強みを活かし、仮想化環境の管理で困っているユーザーをサポートしていくという。

見える化サービスに
仮想サーバーを追加

セキュアヴェイル代表取締役社長 米今 政臣氏

 セキュアヴェイルは新日鐵ソリューションズのメンバーにより9年前に設立された企業で、エンドユーザーのセキュリティ機器の運用・監視をメイン事業としている。「アラートだけを見ているわけではなく、DMZのサーバーの運用やIPSのチューニングなど、あくまでユーザーの作業を代行するのがわれわれの役割」(代表取締役社長 米今 政臣氏)とのことで、MSSP(Managed Security Support Provider)の「NetStare」とログ管理ソフトウェア「LogStare」という2つの事業にフォーカスして展開している。ユーザーは「ダイナミックステートビューア(DSV)」と呼ばれる専用ポータルサイトを見るだけで、自社のセキュリティ機器の状況などを一元的にチェックできる。

 そして、今回発表された「Virtual Aid」はVMwareに対応した仮想サーバーのリモート監視サービスになる。監視対象のサーバーに専用モジュールをダウンロードすれば、監視が開始され、最短5分間隔でサーバーの状態がセンター側に提供されるようになる。ユーザーはカスタマー向けの専用ポータルから対象となる仮想サーバーのリソースの使用状態を、リアルタイムで見ることができるわけだ。

Virtual Aidの構成(同社Webサイトより抜粋)

 Virtual Aidは、8月4日から先行100社限定でダウンロード版が公開される。ダウンロード版ではモニタリング機能のみ提供され、最大4つのゲストOSのCPU、メモリ、ディスクの状態をリアルタイムで把握できる。「ログ監視・分析をやっている立場からすると、数多くの仮想サーバーの状態を収集できるだけでも大きなメリット」ということで、ダウンロード版は無償で永久に利用可能だという。また、9月からはモニタリングだけではなく、アラート通知まで行なう「Virtual Aid NetStare for SaaS」も提供される。こちらは仮想サーバー数に制限がなく、障害の予兆に対してアラートをアップする機能も用意される。

Virtual Aidの画面構成

 サービスの強みは、OEMでの実績も豊富な自社開発のツールを採用していること。アラートも初心者にわかりやすくなっており、高価で操作の難しい管理ツールとは違うメリットを持つ。「他社製ツールをベースにしているプロバイダと比べ、ツールの限界がサービスの限界にならないところが大きいです」(米今氏)。今後はXenやHyper-Vなど他のハイパーバイザもサポートしていく予定。

Virtual Aid NetStare for SaaSでは4台以上の仮想サーバーに対応する

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