8月25日、マクニカソリューションズは米ソースファイア(Sourcefire)製の不正侵入自動検知/防御ソリューション「Sourcefire 3D System」の販売を開始した。
Sourcefire 3D Systemは、サーバーの脆弱性に対する攻撃やSQLインジェクション、ワーム、スパイウェアなどの脅威に関する情報を収集し、防御するセキュリティ製品。30万を超えるユーザを持つオープンソースのIDS/IPSソフトウェア「Snort」を検出エンジンとして採用する。日々進化する脅威に対して柔軟に対応できることに加え、正しい検知及び誤検知などの分析が容易に行なえるのもオープンソースならではの特徴だという。
また、Sourcefire 3D Systemは、攻撃を検知した際に、収集したホスト情報(OS、ポート、プロトコル、アプリケーション等)を元に、その攻撃に対するユーザー環境の脆弱性を診断し、効果的にポリシーを自動適用する「Sourcefire RNA(Real-time Network Awareness)機能に対応する。これにより、IDS/IPSの運用で大きな負担となるチューニング作業やイベント解析の負荷を軽減できるという。