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600社の顧客を持つ「Solutionary マネージド セキュリティ サービス」が日本上陸

マクニカソリューションズ、Solutionaryのマネージドセキュリティ

2011年06月23日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月22日、マクニカソリューションズは米国のマネージドセキュリティサービスプロバイダー「ソリューショナリー(Solutionary,Inc.)」が提供する「Solutionary マネージド セキュリティ サービス」の販売を開始した。

2000年設立の米ソリューショナリーは、現在600社以上の顧客に自社開発のセキュリティ分析プラットフォームと専門のセキュリティアナリストによるマネージドセキュリティサービスを提供している

 本サービスは、企業が導入しているセキュリティデバイスのモニタリング、設定変更などのデバイスマネジメントを提供するもの。導入することで、24時間365日の監視・分析によるセキュリティレベルの向上、監視業務やデバイスの設定・チューニング業務の運用負荷を大幅に削減することが可能になるとしている。サービスでは自社開発のセキュリティ分析のプラットフォームを活用しており、他社が対応しない多様なデバイスへの対応とコスト圧縮に成功しているという。

 サービスの1つが「モニタリングサービス」で、セキュリティデバイスのログを24時間365日Security Operation Centerにて監視する。事前の取り決めに従い、重要度の高いイベントが発生した際には緊急通知を行なう。複数のデバイスに関連するログを1つのイベントとして認識するため、効率的なモニタリングが可能になるとしている。

 2つ目は「デバイスマネジメント」で、

  1. パッチの適用
  2. バージョンアップ
  3. シグネチャの適用
  4. 設定の変更

というセキュリティデバイスの管理に必要な作業の代行を行なう。

 3つ目が、ユーザーごとに専用のWebポータルを提供する「ポータル/レポート」だ。ダッシュボードから管理デバイス全体の傾向把握や、イベントをリアルタイムに分析することが可能となる。また、豊富なテンプレートを活用し、ユーザーが自由にレポートを作成する機能も提供する。

 なお、マクニカソリューションズはマクニカネットワークスの100%子会社で、ネットワーク機器の輸入や開発、販売などITシステムの導入から運用などを担当する。

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