全世界で未だ発売されていないはずのAndroid 3.0(Honeycomb)搭載タブレット端末「GALAXY Tab 10.1」が、Jan-gle秋葉原本店に入荷されていた。
「GALAXY Tab 10.1」は、今年2月のMobile World Congressで展示、3月に正式発表されたサムスン電子の新型タブレット端末。未だに正式な発売日すら発表されていなはずなのだが、そこは秋葉原である。「Galaxy Tab 10.1 Limited Edition」というネーミングで販売されているのだ。
販売を確認したJan-gle秋葉原本店によると「Googleが5月に開催した開発者向けイベント『Google I/O』にてサムスンが参加者向けに配布したという限定モデル」とのこと。もちろん限定なので流通していないはずなのだが、なんと「オークションで落札した」(Jan-gle秋葉原本店)というから驚きである。
主なスペック等は、発表記事に詳しいのでそちらを参照していただきたいが、簡単におさらいしておくと以下の通り。クロック周波数1GHzのデュアルコアCPUを搭載するほか、6800mAhの内蔵バッテリー、メインストレージ用に32GBのフラッシュメモリーを採用。通信機能に無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n)、Bluetoothを搭載。
その他、300万画素のリアカメラと200万画素のフロントカメラを内蔵し、Android 3.0をベースにサムスン独自のUIである「Samsung TouchWiz UX」を採用する。なお、今回のモデルは3G通信には非対応のWi-Fi限定モデルで、保証は初期不良対応で1週間とのこと。価格は11万9800円だ。