サムスン電子は、Android 3.0(Honeycomb)搭載のタブレット端末「GALAXY Tab 8.9」「GALAXY Tab 10.1」をグローバル市場で発表した。製品名の「8.9」「10.1」はそれぞれ本体の画面サイズを表わしている。後者の10.1型は2月のMobile World Congressで展示済(関連記事)だったが、8.9型は初登場となる。
両製品の共通要素としては、Android 3.0をベースにサムスン独自のUIである「Samsung TouchWiz UX」を搭載する点が挙げられる。アプリケーショントレイにタスクマネージャ、カレンダー、ミュージックプレイヤーなど頻繁に使う機能がアイコンで常に表示されるなど、使い勝手が強化されている。
メインプロセッサーは1GHz動作のデュアルコアとされ、画面サイズこそ違えど、解像度はともに1280×800ドット。リアのメインカメラが300万画素、フロントカメラは200万画素。本体サイズと重量は8.9型が230.9×157.8×8.6mm/470g、10.1型が256.6×172.9×8.6mm/595g。「iPad 2」(関連記事)の8.8mmと比べても、さらに薄いのが最大の特徴と言えるだろう。8.9型/10.1型ともに内蔵メモリサイズの違いで16G/32G/64GBの3モデルが用意されており、さらに32GBまでのmicroSDカードも追加可能だ。
GALAXY Tab | GALAXY Tab 8.9 | GALAXY Tab 10.1 | |
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画面サイズ | 7型液晶 | 8.9型液晶 | 10.1型液晶 |
画面解像度 | 600×1024ドット | 1280×800ドット | |
サイズ | 120×190×12.1mm | 230.9×157.8×8.6mm | 256×172.9×8.6mm |
重量 | 382g | 470g | 595g |
OS | Android 2.2 | Android 3.0 | |
バッテリ容量 | 4000mAh | 6000mAh | 6800mAh |