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クッキングトイが熱い! 年末年始は子どもと料理! 第3回

クリスマスケーキ代わりにマカロンを作っちゃえ!

2010年12月21日 20時18分更新

文● 丸子かおり 撮影●神田喜和 モデル●浅野優菜

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生地の搾り出し、そして最難関のハードル“焼き”

優菜ちゃん「形の通りに絞り出すのって、難しい……」

絞り出しのガイドシートに沿って、生地を絞り出す優菜ちゃん

お母さん「最初は丸など簡単な形で、生地の絞り方に慣れた方がいいわね。シートに絞り方の手順も書いてあるから、それを参考にしてね」

一番簡単でオーソドックスな丸型が初心者には使いやすい。慣れてきたら花柄や動物柄に挑戦しよう

優菜ちゃん「ふー、やっと絞れたー。あとは焼いてクリームやジャムを挟むだけかな」
お母さん「まだ焼くのは待って」
優菜ちゃん「次はどうするの?」
お母さん「絞り出した生地は、30分ほど休ませて表面を乾燥させるの」
優菜ちゃん「どうしてー!?」
お母さん「表面が乾いていない状態でオーブンに入れると、ひび割れたでき上がりになってしまうの」
優菜ちゃん「なるほど」

鉄板に乗せて乾燥中。なお、ガイドシートはこの段階で取ってもオーケー

お母さん「さて、30分経ったかな?」
優菜ちゃん「じゃ、次はオーブンだね!?」
お母さん「そうそう、下に敷いてたガイドシートはオーブンに入れる前に絶対に取ってね」
優菜ちゃん「どれぐらい焼くの?」
お母さん「実はそこがマカロンの難しいところで、何段階にも温度を分けて焼かないといけないの」
優菜ちゃん「ふーん。大変そう」
お母さん「じゃ、余熱が済んだようだから、お母さんがオーブンに入れるわね」

いよいよオーブン焼き。お母さんはちょっと緊張気味だったり

さあ、ピエができたら焼いてみよう!

お母さん「固まってきたけれど、“ピエ”がまだできないみたい」
優菜ちゃん「ピエっなぁに?」
お母さん「ピエってのはね、マカロンのクリームを挟む面の泡立っているところ」

生地がざらざらと泡だっているように見えるのがピエ。フランス語で“足”という意味

お母さん「ああああ、焼き色がついちゃったから温度落としたけど、焼き色がだんだん濃くなっている。しょうがない、ピエはあきらめてスイッチを切るかぁ」
優菜ちゃん「お母さん、鉄板取り出すね」
お母さん「だめよ、オーブンが熱いから、ここはお母さんが出すわ」

マカロンとは思えない姿になってしまったが、お菓子としてはこれはこれでヨシか!?

優菜ちゃん「これがクッキーならいい焼き色なのに」
お母さん「うーん、焼きで大切なのは自宅のオーブンの焼きグセを把握しておくことなのね」

優菜ちゃん「大分冷めたからジャムを塗って食べてみようっと」
お母さん「ちょっと待って。いちご入りバタークリームを作ったから、それ塗って食べてみて」
優菜ちゃん「わーい、どんな味になるかな」

マカロンにお母さん特性のいちご入りバタークリームを塗って挟む優菜ちゃん。どことなく楽しそうだ

優菜ちゃん「じゃ、これで」

お母さん・優菜ちゃん「でき上がり~!!」

優菜ちゃん「おいしいよ、お母さん」
お母さん「どれどれ、私も食べてみよ。……うん、マカロンのサクッと感が出ていておいしいわ」
優菜ちゃん「でしょ?」

(次ページへ続く)

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