クッキングトイでチビッ子の視線を独り占め!
今、オモチャ業界では「クッキングトイ」というジャンルの人気が急上昇している。大型量販店などでは専用コーナーもあるほどである。クッキングトイとは、その名の通り料理が作れてしまうオモチャ。しかも、ちゃんと食べられるものを作ることができるのだ。子どもが大好きなお菓子から、本格的なパン、モチ、おソバなどなどを、本物さながらに料理できるのである。
これからの季節、たとえ独身でも実家に帰ったり親戚が集合したりする際に、子どもと接する機会も増えてくる。お年玉やクリスマスプレゼントをねだられることもあるだろう。そんなとき、これから紹介するクッキングトイを贈ってみるのはどうだろうか? 子どもとコミュニケーションがとれてお腹も膨らむという一石二鳥! 子どもたちがキミを見る目も羨望の眼差しになるかもしれない!?
本特集の1回目となる今回は、親子のモデルケースとして優菜ちゃん(10歳)とお母さんで、どんなお菓子ができるのかチャレンジしてみた。某料理番組のノリで読んでほしい。読者の皆さんも本特集を参考に、ぜひ子どもと一緒に作ってみよう! はたして上手にできるかな?
うぐぅ! この季節はたい焼きが恋しい……
お母さん「こんにちは、お母さんですっ」
優菜ちゃん「こんにちは! 優菜です」
お母さん「今日から5回に分けて、クッキングトイを試してみまーす!」
優菜ちゃん「お母さん、そもそも“クッキングトイ”ってなぁに?」
お母さん「“クッキング”とは“お料理”。これは聞いたことがあるでしょ。“トイ”は“おもちゃ”のこと。つまり、“お料理ができるおもちゃ”のことなの」
優菜ちゃん「なるほど~。そういうのがあるんだ! ところで、今日は何を作るの?」
お母さん「じゃーん、今日は優菜が好きな“たい焼きよ”!」
優菜ちゃん「お母さんだって好きじゃん。この前、優菜の分まで食べたしぃ~」
お母さん「あら、ごめんなさい……。恥ずかしい~。でも今日は優菜が食べたいだけ作るから」
お母さん「今回はこの『親子のたいやきくん』でたい焼きを作るの」
優菜ちゃん「うわぁ、型がたい焼きの形しているねー。これだけでもドキドキ」
お母さん「まずは、たい焼きの皮の材料を混ぜる“シェイカー”に材料を入れてね。ホットケーキミックスと卵と牛乳でオーケー。量もシェイカーに目盛りがあるからそれを参考にしてね」
お母さん「材料が入ったら、シェイカーの口に材料がよく回るように"フィン"をとりつけて、そしてシェイカーのキャップをパチン!とはめて、キャップが取れないように注意してフタするの。この手順はお父さんお母さんがやったほうがいいわね。さて、シェイカーの準備はいいわね」
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第5回
ゲーム・ホビー
年が明けたらモチを作ろう! 自家製モチにチャレンジ! -
第4回
ゲーム・ホビー
大晦日に備えてそばの作り方をマスターするぞ! -
第3回
ゲーム・ホビー
クリスマスケーキ代わりにマカロンを作っちゃえ! -
第2回
ゲーム・ホビー
こねて混ぜて膨らませて「こねパン」でパンを作る! -
ゲーム・ホビー
クッキングトイが熱い! 年末年始は子どもと料理! - この連載の一覧へ