拡張性の高さが魅力のミニタワーPC
レノボ・ジャパンの「IdeaCentre K320 30192YJ」(以下、IdeaCentre K320)は、ミニタワー筐体を採用したセパレートタイプのデスクトップPCだ。
実売価格は10万円を切っているが、Core iシリーズの中でも上位のCore i7を搭載し、GeForce GT 330搭載ビデオカードも装備するなど、比較的ハイスペックな構成になっていることが本製品の魅力。
エントリー向けマシンでは荷が重い、フルHD動画の編集やデジタル一眼レフで撮影したRAW画像の現像なども楽にこなせるマシンだ。さまざまな用途に対応できるマシンなので、初心者から中上級者まで幅広い層にお勧めできる。
発売時期:2010年10月
スタイリッシュで上品なデザイン
ここでは、「IdeaCentre K320」を4回に分けてレビューする予定だが、今回は、基本スペックとデザインをチェックしていきたい。
まず、IdeaCentre K320の外観から見ていこう。IdeaCentre K320は、ミニタワーと呼ばれる背の低いタワー型筐体を採用している。
本体サイズは、幅180×奥行き465×高さ408mmで、重量は約10kgである。ボディカラーはブラックを基調としているが、フロントパネルの一部にヘアライン加工が施されているなど、質感も高い。
フロントパネルの中央にパワーコントロールスイッチが用意されていることが目を引く。パワーコントロールスイッチの周囲には、イルミネーションLEDが内蔵されており、電源を入れると、パワーモードの状態に応じて美しく点滅する。両側面のサイドパネルには、大きな通風用の穴が空いている。
また、電源スイッチやイルミネーションボタン、One Touch Backupボタンは、上面に配置されているので、本体を床置きした場合でも押しやすい。上面の中央にはくぼみが設けられており、移動するときの取っ手として使えるのも便利だ。
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