Lenovo Ideaシリーズ大研究 第11回

遊べる、使える、最小限

IdeaCentre B305 (3)──ちょっと便利なアプリたち

「Lenovo Vantage Techology Satart Center」。画面上部に常駐するアプリケーションランチャーだ

Lenovo Vantage Techology Start Center

　「LVT」という名前でインストールされているアプリケーションランチャー。画面上部に常駐し、すぐにアプリの一覧が引き出せるため、アプリの起動が手早くできる。Windows標準のスタートボタンからのアプリケーション起動では面倒だという場合には便利だ。

YouCam

　サイバーリンク製のウェブカメラ用ソフト。液晶の上部に搭載されている、Webカメラを利用して、ビデオチャット中に画面内にエフェクトを掛けることができる。

　日本人にはビデオチャットはあまり馴染みがないかも知れないが、多彩なエフェクトがあるため、使ってみると面白い。YouTubeなどの動画共有サイトにアップロードする映像作品を作るときのエフェクターとして活用しても良いだろう。

また、自分のデスクトップ画面をビデオチャットの映像として送ることもできるのがポイント。テレビ会議などにも使える。

自分の姿にこのように帽子のエフェクトを重ねたりすることができる

自分の姿は隠してアニメキャラにすることも。この場合でも、自分の身体の動き連動してアニメキャラが動くため、あたかもアニメキャラが本当に自分の声で喋っているように見える

周囲にエフェクトを掛けて、自分の姿が映画館や町中に写っている面白いエフェクトも用意されている

ウェブカメラで自分の姿を写すだけではなく、自分のデスクトップ画面をビデオチャットに乗せて送ることができる。遠隔地とのテレビ会議やプレゼンテーションに使える機能だ

WinDVD

　コーレルが販売元のDVDや動画が視聴できるソフト。DVDの映像タイトルをDVDドライブに入れると起動して、楽しむことができる。なお、再生中のハードウェアアクセラレーションは有効にならないようだ。Windows Media Player 12やメディアセンターでもDVDは見られるが、早送りなどのトリックプレイが使いやすい。

WinDVD。DVDの映像タイトルを視聴することができる

Windows Media Center 関連

　前回は地デジをメインに紹介したが、メディアセンターには他にも色々と面白い機能がある。例えば、「Extra」ではチェスなどのゲームをして遊ぶことができたり、放送局が番組とは別に製作している追加コンテンツを見ることができる。さらに、録画した番組の一覧をサイドバーガジェットとして表示する機能もある。

Windows Media CenterのExtraに収録されているチェスゲーム

テレビ東京が製作している、アニメ情報専用のコンテンツ

Media Centerをデスクトップに表示できるサイドバーガジェット

　このようにB305には役に立つアプリが数多く用意されている。

　なお、ビジネスで使う場合や、SOHOなどOfficeソフトが必要な場合は、Office Home ＆ Business 2010が付属する「40313CJ」を選ぶといい。アプリケーションのインストールがなく別途購入するよりも安価にOfficeソフトを手に入れられる。

　次回は、B305のシチュエーション別の性能について見ていきたいと思う。

■関連サイト

• レノボ
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