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IdeaCentre B305 (1)──超激安だけどイケてる一体型機
2010年12月10日 12時00分更新
液晶テレビのような外観とデザイン
IBMの伝統を受け継ぐレノボだが、B305の外観はブラックカラー。かつてのThinkPadシリーズとダブらせて見える読者もいるかもしれない。ただしB305の塗装はThinPadのようなマット調ではなく、光沢のあるブラックで、一見すると、液晶テレビのような雰囲気を持っている。
21.5型ワイドのフルHD液晶ディスプレー(解像度1920×1080ドット)も、光沢タイプではなく映り込みの少ない、ノングレア加工だ。
液晶の表面加工についてはユーザーの好みが分かれるところだろう。ただし、個人向けのテレビチューナー搭載モデルとなると、途端に光沢液晶パネルが多くなる。光沢を好まないユーザーにとっては嬉しい選択肢だ。
パネルの種類(液晶の駆動方式)は公開されていないが、左右で視野角の変化が少なく、上下の視野角変化が大きいため、恐らくVA系のパネルと推察される。
本体前面の右側には電源ボタン。左側には輝度調整の上下ボタンと、液晶消灯ボタンがある。液晶消灯ボタンを押せば、一発で画面表示を切れるので、予約録画などでPCの電源を入れっぱなしにしている場合には便利。放っておけば勝手に省電力モードに移行するが、人間の心理として「意図的に切りたい」という欲求は確かにある。
インターフェースは右側にDVDスーパーマルチドライブ(DVD-RAM/±R/RWの読み書きに対応)とB-CASカードスロットを用意している。左側にはUSB 2.0ポートが2基とSDメモリーカードやメモリーステックが読める5in1のメディアカードリーダー、イヤホン出力、マイク入力が配置されている。USBメモリーなど、頻繁に抜き差しするUSB機器を接続するならこの左側のUSB端子が便利だ。
さらに背面には、USB 2.0×4、地上デジタル放送用のアンテナ端子、有線LAN、PS/2端子、IEEE 1394(4ピン)端子がある。特にIEEE 1394端子は、個人向け製品でも減少傾向にあるため、低価格機にも関わらず、この端子を搭載しているのは珍しい存在だ。i.LINK接続のDVカメラやHDDなど過去の資産を活用したいというケースでも本機は活躍しそうだ。
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