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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第5回

AMD VISION採用の11.6型モバイルノート

IdeaPad U165(1)─薄型・軽量重視の高性能小型機

2010年12月10日 12時00分更新

文● エースラッシュ

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落ち着いたデザインを採用した、重量1.3kgのコンパクトボディ

 本体サイズは幅290×奥行き193×高さ25.3mmとコンパクト。重量は1.3kgで、持ち歩きも苦にならない。凹凸も少なく、薄型PCにありがちな華奢さも感じられないから、バッグにサッと入れて外出するのにも向いている。

 トップカバーは光沢のある暗い色だ。カラーネームは「ダークパープル」だが、紫といわれれば紫、茶といわれれば茶、という感じで暗い中に赤味のある色がベースとなっている。そこにブラックで四角を重ねた格子にも似たパターンを施してあり、表面はあくまで平滑だ。底面もバッテリーパックが飛び出すようなことはなく、すっきりとまとまっている。家庭ではもちろん、ビジネスの場においても使いやすい落ち着いたデザインといえるだろう。

トップカバーには「ダークパープル」というカラーを採用。見た目は紫というより赤味がかった黒という雰囲気だ。黒のパターンが渋い

 ディスプレーは11.6型ワイドHD液晶のグレア(光沢)タイプだ。液晶周辺の額部分も光沢のある黒で、使用中に見える面は艶のある仕上げになっている。一方、キーボードやパームレストはマットな仕上がりだ。

 パームレスト部分は細かな溝が刻まれており、手を載せた際に汗ばんで張り付くようなこともない。タッチパッドは小さめだが、パッド部分にのみ薄くドットパターンが施されているため指滑りが良い。

パームレスト部には細かい溝が刻まれている

タッチパッドにはドットパターンが施されており、クリックボタンは柔らかい

 キーボードはキーが独立した飛び石(アイソレーション)タイプだ。キーとキーの間隔は実測で13.5mm程度。全体的にコンパクトではあるが、キーが独立しているおかげで想像以上にミスタッチなく入力できる。タッチは柔らかいが、ストローク(キーの深さ)は浮いている分がへこむ程度と浅い。

キーボードはアイソレーションタイプでキーが独立している

キー数は89個。一般的なJISひらがな配列で、小型化のために不自然な配置になるといった心配もない

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