スタイリッシュな15.6型スタンダードノートPC
IdeaPad Z560(1)─高機能と美しいデザインを両立
2010年12月10日 12時00分更新
「IdeaPad Z560」の基本スペックを探る
パソコンの基本性能を決めるCPUだが、Core i5-450Mはどの程度の実力になるだろうか? Core i5は3種類ある「Core iシリーズ」のラインアップで考えれば中堅にあたり、最近のノートパソコンとしては標準以上の機種に使用されている。実際にはよほど大量のデータを処理したり、高解像度の動画編集をたくさんするなど、負荷のかかる処理を頻繁にこなすのでなければ不満が出ない、十分な性能を持っている。
メモリーは標準で4GB搭載されており、最大8GBまで拡張が可能だ。これも、家庭での一般的な使い方をしている限り足りなくなることはない。HDDも500GBとノートとしては容量が多く、必要十分といえるだろう。
最適化技術「Lenovo Enhanced Experience」で高速起動
OSはWindows 7 Home Premiumの64bit版だ。マイクロソフトとレノボが共同開発した最適化技術「Lenovo Enhanced Experience」によって、起動時間が57.3%、システム終了時間は39.7%も高速化されており、スペック以上に快適に利用できるPCとなっている。
ディスプレーは縦横比16:9の15.6型ワイドHD液晶で、高解像度の動画鑑賞や画像処理などにも使いやすい。複数のウィンドウを並べて作業するにも十分な広さだ。また、光学ドライブとしてBlu-rayコンボドライブを搭載しているので、映画鑑賞などの用途にも活躍してくれる。
IdeaPad Z560の「Windows エクスペリエンスインデックス」の結果は4.2。グラフィック機能は少々弱いものの、なかなか優秀な結果となった。
最新の3Dゲームをたっぷり遊びたいという人にとっては多少力不足かもしれないが、そこまでを望んでいないならば十分な性能だ。メールやブラウジングでストレスがないのは当然として、ワープロソフトや表計算ソフトでの事務処理といったビジネス分野、また年賀状作成など家庭での一般的な使い方ならば不満を感じることはまずない。
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