9月15日、インターコムはIT資産管理ツール「MaLion 3」を発表した。情報漏えい対策機能も搭載しており、販売は9月27日。
おもに中小企業を対象とする製品で、特徴の1つは必要な機能をオールインワンで提供する点。価格は100ライセンス約100万円(詳細は要問い合わせ)で、
- 資産管理台帳
- ログ分析・レポート
- PC操作監視
- ネットワーク監視
- USBメモリの使用制限などのデバイス操作
- メール誤送信防止
- Webアクセス監視(URLベースのフィルタリング)
などの機能を搭載する。
また、50項目以上あるセキュリティポリシー設定について、セキュリティ強度の異なる3段階にテンプレートを用意した。これにより、セキュリティに詳しくない兼任管理者などでも、容易に導入が行なえるようになっている。
ほかに、特定の管理者に管理業務が集中しないよう、収集した情報を部門別の担当者に定期的に配信する機能も持つ。これにより、ハードウェアやソフトウェア資産の毎日の変化や情報漏えい対策などの運用情報の管理が、部門ごとで可能になるという。
導入には、端末にインストールするソフトウェア(端末エージェント)に加え、データベースや管理コンソール、中継サーバーなどのサーバーが必要となる。ただし料金は端末エージェント数に応じて発生するだけで、サーバーは無償で利用できる。
