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【Fancy Frontier 開拓動漫祭 16】フォトレポート

台湾版コミケ「Fancy Frontier 開拓動漫祭 16」に潜入!

2010年07月29日 18時00分更新

文● BUBBLE-B

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 ASCII.jpに何度か寄稿してもらったBUBBLE-B氏(DJ/特殊映像作家/本店評論家)が台湾で開催されるロックフェス「Beastie Rock Fes」に出演するために7/22から訪台していた。奇しくもロックフェス前日の7/24に台湾版コミケ「Fancy Frontier」が開催される。

 音楽や映像をクリエイティブする側から見た、台湾の同人誌即売会はどのように映るのだろうか? ライブ前の準備で忙しいところを、取材に行ってもらった。それでは、BUBBLE-B氏によるレポートを楽しんでほしい。

 「世界で一番、面白い国」はどこか? と聞かれたら、日本人として自信を持って言おう!「それは日本です」と。では「世界で二番目に面白い国」はどこか? それは間違いなく台湾ではなかろうか!?

 ということで、私は先日5度目の訪台をしたのですが、ついに念願の台湾コミケこと「Fancy Frontier【開拓動漫祭】」に行くことが叶いましたので、レポートを書かせていただきます。

 「台湾」のイメージってどんなのでしょう。ASUSやGIGABYTEといったマザーボード? スマートフォンのHTC? テレサ・テン? 金城武? バナナ? 親日? そう、どれも正解です。沖縄とフィリピンの間にあるぽっかり浮かんだ不思議な島、台湾。

 日本では知られているようで実はあまり知られていない国だけど、最近はニコニコ動画などに台湾からアップされた数々の動画や、ネットで散見する台湾のあまりに日本ライクな風景の写真などで、ちょっと親近感を感じている人も多いのではないでしょうか。

 実際、日本人が思っている以上に台湾人は日本のことをよく知っているし、愛してくれているようです。でも、それがどのくらいのものかは、現地に行かないと分からない部分があまりに多い! 今回のレポでは、そんな部分が伝われば幸いです。

 Fancy Frontier(以下、FF)は今回で16回目を数える、台湾最大規模(世界では日本のコミケに次ぐ規模)の同人誌即売会です。日本の「オタク文化」が海を渡った台湾で消化されて盛り上がり、台湾のフィルターを通した同人活動が盛んに行なわれています。FFは年に2回ペースで開催されて来ており、今年の夏は7/24と25に、例年通り、台湾大学総合体育館にて開催されました。このレポートは1日目の24日のものです。

正午くらいに会場の最寄り駅に着いたのですが、南国特有の突然のスコールにやられ、FFに行く人たち全員が地下鉄の出口で足止め!

とりあえず売店で買った折りたたみ傘で強行突破。台湾大学の入り口もこの有様! この時点で靴の中までずぶ濡れに。台湾大学のキャンパスは広く、体育館まで結構遠い。過酷!

会場である体育館の玄関で、雨宿りをする大勢の人たち。この大雨、自重して頂きたい!!

ドッバァァァァァッ!

200元でFFのカタログを買うと、中に入場券2日分とサークルカットなどが入っている。入場するには必須。もちろん事前に台湾各地の書店などで売られている。この辺は日本のコミケと一緒

やっとの思いで入場。1階のこのフロアと2階のアリーナがメイン会場。日本のコミケでは見られないような、ポップを高く掲げているのがFFの特徴!

ブース風景。何だかかなり見慣れた風景ですね!

サークルでは東方系が圧倒的に多く、けいおん!、ミクがそれに続いているという感じでした。

とにかく凄い数の人で巨大な体育館は埋め尽くされていました!

この高く上げるポップは日本でも取れ入れても良いのじゃないかな?

(次ページへ続く)

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