ASCII.jpでおなじみとなったお隣、台湾のオタクイベントレポート。今回は、日本の季節でいうところの春と秋に開催される「PetitFancy」をご紹介しよう。
このPetitFancyは、冬と夏に行なわれる「FancyFrontier」がコミケとするならば、ちょっぴり規模は小さめだけど、内容の濃さは変わらない“コミック1”的な規模で行なわれるイベント。今回も台湾全土はもちろん、日本、さらには香港などからも参加者がいた。これまでにも台湾のイベントを何度となく取材しているので改めて、イベントの紹介は省かせていただいて、前回の取材から変わっていたと感じていた点を紹介していきたい。
まず、これはもはや日本と変わらないというわけで、台湾でも「ソード・アート・オンライン」が大流行。アニメの放映こそまだだが、小説版などは発売されており、すでに下地はできあがっているようだ。
続いて、企業スペースの増加。今回会場内にも企業スペースが多数出展していたが、加えて会場の外にも仮設のテントを設置して企業ブースが用意されていた。屋外のブースに出展していた企業には、日本でもおなじみのカードゲームなどを販売するブシロードのブースも。
そして、筆者のライフワークにもなりつつあるコスプレレポート。ここ数年は国立台湾大学の敷地内の中華庭園が工事のため壁で覆われていたが、今回はキレイに修繕されて再び撮影スポットとして復活していた。
