世界共通言語の「コスプレ」
台湾でのコスプレ人気は如何に!?
「Fancy Frontier 開拓動漫祭」(関連記事) と「台湾ゲームショウ」(関連記事) の2つのイベントを取材するために訪れた台湾。すでに掲載されている、両イベントのレポート記事はご覧いただけただろうか。
この記事でも取り上げたように、台湾でもコスプレはとっても盛ん。そんな台湾のコスプレ事情を、同イベントでも数少ない“コスROM”(コスプレ写真を収録したROM)サークルとして参加していた「chocolate」さんに聞いてみたぞ(以下敬称略。
日本と台湾のコスプレの違いは!?
──日本ではコスプレ専門のイベントがありますが、台湾ではそのようなイベントは開催されていますか?
chocolate:台湾では、FancyFrontierと「コミックワールド in Taiwan」など、同人即売会の中でコスプレできるイベントがあります。日本のように、コスプレ専門のイベントは行なわれていません。
──台湾のコスプレイヤーは、普段どこでコスプレをしているのでしょうか?
chocolate:コスプレ仲間と一緒に、スタジオなどを借りて撮影会を行なっています。私たちは撮影会をそれほど頻繁に行なっていませんが、撮影会に積極的に参加しているコスプレイヤーもいますよ。
──台湾のみなさんも、衣装は自作されているのでしょうか?
chocolate:自作する人と、作ってもらう人の比率は半々くらいだと思います。最近は衣装の制作を中国に頼むことが増えていますね。日本のようにコスプレ専門ショップはないので、個人の職人さんにオーダーするのが一般的です。若いコスプレイヤーは、オーダーするとお金がかかるので自作する人が多いですよ。
──衣装の情報は、どうやって手に入れていますか?
chocolate:インターネットを通じて手に入れることが多いですね。あとは、台湾でも販売されているアニメや漫画雑誌などを参考にしたりとか。
──chocolateさんは、コスプレROMサークルとのことですが、台湾ではこういったサークルは多いのでしょうか?
chocolate:サークルとして活動している人は少ないです。多分サークルの数は10サークル以下だと思います。また、日本のコスプレROMサークルと違って、18禁のコスプレROMを販売するサークルはありません。法律で禁止されているというわけではありませんが、サークルを主催するコスプレイヤー同士が決めた自発的なルールがあるからです。
──ありがとうございました!
「CHOCOLATE×MILK×CHOCOLATE」収録写真の一部を公開!

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