プロドライバーも参加して
大いに盛り上がったGSR走行会
昨年8月に初開催された「グッドスマイルレーシング走行会」。その第2回が1月15日、富士スピードウェイにて開催された。
個人スポンサーを中心に集まった参加者たちは、マイカーで走行する組、番場選手らプロドライバーが運転するデモカーの横に乗る同乗組、バスでサーキットを2周するバス組に別れて、それぞれのプログラムを楽しんだ。
まずは全員参加となるブリーフィングからスタート。本日の講師は番場選手、佐々木選手に加えて、菊地選手とStudie所属の関選手の4人だ。番場選手からFSWのポイントをいくつか説明されたあと、佐々木選手や菊池選手たちからも注意事項などの解説があった。ブリーフィングが終わると、いよいよ待望の走行会開始だ。
今回は特別にGTドライバーの澤 圭太選手もバスの運転手として協力し、スポーツ走行前のバスツアーでは車内アナウンスまで務めた。バスはFSWの走行ライン通りに走り、時には縁石に乗ってみせ、参加者はその振動に驚いていた。アナウンスもジョークを交えた軽快なトークで(「ここが番場選手がスピンしたコーナーです」など)、参加者たちを楽しませた。
バスがコースアウトしたら、マイカーによるスポーツ走行の時間だ。マイカー走行は1時間の休憩を挟んで30分×2本を走った。気温も路面温度も低いためタイヤが暖まりにくく、コースアウトやスピンが多少あったものの、接触やクラッシュなどはなかった。初めてFSWを走行する人をはじめ、車種も運転歴もバラバラながら、このように大きな事故もなく、全員が笑顔で走行会を終えることができたのは喜ばしいことだ。
スポーツ走行の時間内で、プロドライバーによる同乗走行も行なわれた。Studieのデモカーの横に乗ったり、マイカーをプロに運転してもらったりして、皆一様に、「プロのテクニック」に衝撃を受け、賞賛していた。ありえない速度でコーナーにアプローチしたり、派手にドリフトさせてクルマを制御したりと、それらの技術を間近(助手席)で見られるなんて機会はそうそうない。未経験者は機会があったら、ぜひ体験してほしい。
こうしてGSR走行会はクルマもドライバーもトラブルなく、すべてのプログラムが無事に終了した。次回の開催は未定だが、今期のSUPER GTへの参戦発表が2月6日のワンフェス会場で行なわれるという。何も予定がないなら、いや、ほかの予定はキャンセルしてでも参戦発表に駆けつけよう! きっとビッグサプライズがあるはずだ!
(次ページへ続く)
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