前回までは、HDMIリンク機能を使って快適に使える同一メーカーのAV機器を中心に購入時のシミュレーションをしてきたが、テレビ関連で一緒にあると便利なものは他にもある。今回はそんなアイテムをまとめて紹介してみよう。
今回の記事では、リビング向けとして46V型の薄型テレビを購入したものと想定し、還元されるエコポイント+ショップポイントはおよそ50000~60000ポイントとした。基本的に実売価格で5~6万円で手に入るものから特に役立ちそうなアイテムを探してみる。
忘れがちだがある意味必須のアイテム
具体的なアイテムの紹介の前に、ポイントが余ったときにちょうどいいアイテムを紹介しよう。それはケーブル類。初めて薄型テレビを購入するような場合、ほぼ間違いなく家庭にHDMIケーブルは存在しないだろう。
薄型テレビとBDレコをまとめて手に入れても、HDMIケーブルがないとハイビジョンのデジタル伝送ができないし、HDMIリンク機能も使えない。HDMIケーブルは1.5mでおよそ3000円ほどで、大きな負担ではないが、買い忘れてしまいがち。ポイントで手に入れるというよりも、「テレビと一緒に揃えておく」ものとして覚えておきたい。
そして、もう1つ。筆者はこれまで、実家、甥っ子の部屋、親類の家と、地デジ化の作業をさんざんやらされてきたが、そのすべてにおいて電波が弱かった。そこで必要になったのがアンテナブースターだ。
デジタル放送は、アナログ放送に比べてノイズに強いと言われているが、厳密には「電波がある程度弱くてもノイズの影響を受けずに良好な受信ができる」という言い方が正しい。
はっきり言えば、電波が極めて弱い場合、アナログ放送はノイズまみれながらも、かろうじて画面が映ったり、音声が聞こえるが、デジタル放送ではまったく受信できない。
ブースターは弱い電波を増幅できるので、あるチャンネルは見られるが、受信できないチャンネルもあるという程度なら、ブースターの追加で解決できる(UHFアンテナの向きを調整するなどの必要があることもある)。
アンテナブースターは数千円~1万円程度で手に入る。特に2台目のテレビを追加購入して、アンテナの電波を分配する必要があるときは、分配器ではなく分配出力を持ったアンテナブースターを使った方がいい。
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