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エコポイント狙いのお得なテレビ購入術 第4回

まだまだある!? エコポイントで揃えたいAVお役立ちアイテム

2010年03月12日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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オーディオテクニカの「WX-1400GL」(実売3万円前後)。50V型のテレビまで設置可能

オーディオテクニカの「WX-1400GL」(実売3万円前後)。50V型のテレビまで設置可能

意外とかなり欲しくなる!?
薄型テレビに合ったスマートなテレビ台

 では、具体的なアイテムの紹介に移ろう。まずはテレビ台。大きくて重いブラウン管テレビ用のものをそのまま流用することもできるが、奥行きが短い薄型テレビとはフォルムがまるで違う。

 実際にブラウン管テレビから薄型テレビに替えてみると、それだけで部屋の雰囲気がスタイリッシュになる。それだけにテレビ台のデザインというのは意外に重要。せっかくの薄型テレビなのだから、壁掛けや壁寄せと言わないまでも壁際に近づけて置きたいと思うが、テレビ台の奥行きがあるので、どうしてもテレビが前に出てきてしまう。そんなときは、テレビ台ごと交換してしまうのが一番だ。

 シアターラックはおよそ10万円とポイントで手に入れるのは厳しかったが、テレビ台ならば予算的には十分余裕がある。47V型の大画面サイズ用は、1万5000円ほどから手に入る。テレビの画面サイズに比例してラックのサイズ(特に横幅)も大きくなるが、その分AV機器などの収納スペースも増える。

 最近は薄型テレビに合わせて、奥行きを短くしたものや、コーナー置きでも省スペースで設置できるコーナー部分の角を落としたものも増えている。デザインもいかにもAVラック然としたものから、スタイリッシュなデザインのものまで選択の幅が広い。

 デザイン性の優れたものでも3万円程度で手に入るので、予算的にも十分余裕がある。テレビのデザインやインテリアに合ったものを選びたい。


ポイント内でホームシアターを実現するなら
音響メーカー製モデルに注目

設置イメージ

ホームシアターシステムの設置イメージ

 部屋の雰囲気よりもテレビに迫力を求めたい、という人はホームシアターがオススメ(関連記事)。ブラウン管テレビ用の奥行きの長いラックをそのまま利用すれば、テレビを少し奥に設置してその前にスピーカーなどを配置できる。

 ホームシアターシステムは、薄型テレビを発売していない音響メーカーの製品に注目。2.1chシステムならば十分にポイント内で手に入れることができる。ポイント内で手に入る、各社のおすすめモデルを見ていこう。

ヤマハの「YHT-S400」

ヤマハの「YHT-S400」

 まずは、ヤマハの「YHT-S400」(実売価格6万円前後、関連記事)。薄型テレビの手前に置ける横長のバータイプのスピーカーと、AVアンプ内蔵サブウーファーのセット。

 省スペースで手軽にテレビの音やBD/DVDのサラウンドを楽しめることが最大の特徴だが、さらに注目したいのが、主要テレビメーカー6社(パナソニック、東芝、日立、シャープ、三菱、ソニー)のHDMIリンクに対応する親和性の高さだ。他社製であっても、使っているテレビのリモコンで基本操作が可能。手軽にテレビのサウンドをグレードアップするには、最適と言っていいモデルだ。

デノンの「DHT-S500HD」

デノンの「DHT-S500HD」

 続いて、デノンの「DHT-S500HD」(実売価格5万5000円前後)。こちらは薄型デザインのAVアンプ、コンパクトなスピーカー、サブウーファーがセットになったセパレートシステム。左右2本のスピーカーを使うオーソドックスなスタイルだが、テレビの両側にセットするなど、テレビのサイズと比べて大きすぎる/小さすぎることがなく、組み合わせはしやすい。サブウーファーも省スペースなスリムタイプなので、置き場所に困ることは少ないだろう。

 このモデルは、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioに対応しており、BDソフトの高音質も存分に楽しめることが特徴。しかも、AVアンプには、センター/サラウンド用のアンプも備えているので、後からスピーカーを追加すれば、本格的な5.1chシステムへ発展させることもできる。フロントサラウンドだけでなく、5.1chも考えているならば、こちらがおすすめだ。ちなみに、こちらもシャープ、パナソニック、東芝、日立、三菱の5社のHDMIリンク機能に対応している。

オンキヨーの「HTX-22HD」

オンキヨーの「HTX-22HD」

 最後はオンキヨーの「HTX-22HD」(実売価格3万5000円前後)。他と比べて比較的価格が安いので、テレビ台とまとめて手に入れることも視野に入るモデル。構成は左右のスピーカー2本と、AVアンプ内蔵サブウーファーの3つ。スピーカーはコンパクトで置き場所の自由度が高いし、部屋のすみなどに置けるサブウーファーにAVアンプが内蔵されているので、テレビ周りに機器を置く場所を用意しなくて済む。こちらもドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audio対応で、バーチャルサラウンドには、「DTSサラウンドセンセーション」を採用。2本のスピーカーだけでも自然なサラウンドの再生ができる。ちなみにこちらも5.1chアンプを内蔵しており、センター/サラウンドスピーカーの追加で5.1chシステムに発展できる。HDMIリンクは、パナソニック、シャープ、東芝に対応している。


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