このページの本文へ

完売続出の繁盛店が教える「売れるメルマガ」の極意 (1/3)

2010年03月10日 11時00分更新

文●三浦たまみ

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

※この記事は、「徹底解剖! 成功ネットショップの現場ノウハウ」の第31回です。過去の記事もご覧ください。


石塚眞一郎さん

『アイコインズ』の石塚眞一郎さん

 ネットショップで安定的な収益を得るには、リピーターの確保が欠かせません。コインや古銭を販売する『アイコインズ』のリピーター率は実に7割。趣味性の強い商材の場合、商品ラインアップの工夫や商品に対する店主の思い入れをアピールできれば、リピーターを獲得できる確率は高いとはいえ、新規で来たお客さんに「買い続けてもらう」ためには、顧客を飽きさせないための“仕掛け”も必要です。店主の石塚眞一郎さんは開業以来8年間、メールマガジンなどを通して地道に努力を続けてきました。その取り組みが着実に評価され、少しずつ売り上げに反映されていったのです。


商品に対する知識は余すところなくアピールする

 コレクターズアイテムを扱うショップの場合、まず第一に、店主の商品に対する深い知識やうんちくが求められます。石塚さんが発行するメールマガジンを見てみましょう。


 このように、石塚さんはメルマガ上、あるいはサイト内の商品紹介ページで、ていねいかつ詳しい説明をすることで、リピーターを納得させたり、商品に関する初心者の興味を惹くことに成功しています。

「そのコインにまつわる歴史や背景は“コレクター魂”をかきたてますから、それまで興味がなかったコインでも収集したいという気持ちになる可能性は十分に期待できます。これまでどのぐらい製造されたのか、現在、どれだけ希少価値が高いかといったことなどを、分かる範囲で数字としても表すことを心がけていますね」

 また石塚さんは、収集歴の長いコレクターや、現役の大学教授などにも執筆を依頼し、彼らのコインにまつわる体験談などをメルマガ上に掲載する試みも始めています。これによって、店主の視点だけではない、幅広い知識や見解を読者に紹介でき、質が高く、奥の深いメルマガを提供しているのです。


■今回の成功ネットショップ:
コイン・古銭の販売『アイコインズ』

アイコインズ


28年間続けたサラリーマン生活にピリオドを打ち、2000年5月、コインや古銭を扱うネットショップ『アイコインズ』をオープン。2000年前の中国のコインはじめ、日本や世界の貨幣やコインを販売している。コアなファン層が多く、7~8割がリピーター。楽天市場に支店もあり。年商1億円。

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

一覧へ
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

Webディレクター江口明日香が行く