エコポイント狙いのお得なテレビ購入術 第2回

エコポイントでBDレコをゲット!?　パナソニック＆シャープ編

BDレコもエコポイントで手に入る！
シャープ「AQUOS」のシミュレーション

LEDバックライト採用のスタンダード機「LC-46SE1」

　続いてシャープ編。購入を想定する薄型テレビは46V型の「LED AQUOS」こと「LC-46SE1」。上位モデルの「LX1」シリーズと同様に、次世代液晶パネル＋LEDバックライトという構成を採用したスタンダードモデルだ。

　高画質機能では、映像の精細感を高める「アンベールコントロール」が省略されるなど、LX1と比較して多少の差異はあるものの、「高画質マスターエンジン」の採用は共通。テレビコントラストも200万:1となっており、黒の締まったくっきりとした映像が楽しめる。

　画質の実力もLX1に迫るものがあり、充実したネットワーク機能も継承しているなど、かなりコストパフォーマンスの優れたモデルだ。

　では、購入シミュレーションに移ろう。LC-46SE1の実売価格を27万8000円前後と想定する。エコポイントが3万6000点。ショップのポイントが2万7800点で、ブラウン管テレビのリサイクルで3000点となり、合計6万6800点が還元されることになる。

（1）レコーダーの選択

VHSデッキ内蔵のDVDレコーダー「DV-ACV52」

　まずは第1候補のレコーダーから見ていこう。シャープには、HDDレコーダーとBDレコーダーの両方がラインナップされているので、予算的には有利。HDDレコーダーなら、VHS一体型のシングルチューナーモデル「DV-ACV52」（実売価格4万7000円前後）がおススメ。たまったVHSテープをDVDにまとめることも手軽にできる。

シングルチューナーのBDレコーダー「BD-HDS43」（左）とダブルチューナーの「BD-HDW43」（右）

　そしてBDレコーダーは、シングルチューナーの「BD-HDS43」（実売価格6万5000円前後）が追加出費なしで手に入る。HDD容量は320GBだが、最長8.5倍の長時間録画ができるので、HDD容量の心配は少ないだろう。

　ちなみにダブルチューナーの「BD-HDW43」は実売価格8万円前後。1万円ちょっとオーバーだが、同社のダブルチューナー機の場合、ダブル長時間録画が可能で、しかもダブル長時間録画中でもBD再生や高速ダビングができるなどマルチ操作が充実している。

　家族みんなで使うような場合、いろいろなことが同時に行なえるのは有利。その点を考えると、ダブルチューナー機の方がオススメと言える。

（2）シアターラックの選択

シアターラックは「AN-AR510」をチョイス

　第2候補のシアターラックは「AN-AR510」が推奨モデルとなる。実売価格は10万円前後で、3万円ちょっとの出費となる。シアターラックはスタンドとシアターシステムがひとつになった便利なアイテムだが、価格は少々高くなる。このあたりは悩ましいところだが、地デジの映画やスポーツといった番組では、サラウンド音声で放送することも増えており、その臨場感はかなり違う。映画などをより大迫力で楽しみたいならば、検討の価値はあるだろう。

（3）小型テレビの選択

3色のカラーバリエーションを用意する「LC-26D50」

　第3候補の小型テレビは、テレビのラインナップ数が多いシャープだけに、候補となるモデルもかなり多い。予算内に限定しても、26V型の「LC-26D50」（実売価格6万6000円前後）があり、個室用としては十分に大きな画面サイズだ。

「LC-20NE7」のカラーバリエーション

　多彩なカラーを選択したいなら、予算はわずかにオーバーするが「LC-20NE7」に注目。ブラウン／ピンク／ホワイト／ライムグリーンの個性豊かなカラバリで、しかも、リモコンからメニュー画面のカラーまで本体色と揃えているというこだわりも魅力だ。