シャープからLEDバックライト採用の「LED AQUOS」の新モデルである「S」シリーズ10機種が発表された。省電力性をよりいっそう高めている。
Sシリーズは、初代LED AQUOS「LX1」(関連記事1)で搭載された「UV2A」液晶パネルとLEDバックライトシステムを採用。46V型の年間消費電力は118kWh/年で、従来の蛍光管バックライト採用の「AQUOS DS6」シリーズ(関連記事2)と比較すると、年間消費電力を(46V型で)約41%削減しているという。ちなみにLX1の年間消費電力(46V型で143kWh/年)と比較しても少ない。
人の動きを検知する「ムーブセンサー」を内蔵。テレビの前から人が離れたり、人が寝たりすると自動的に節電モードに移行する。また、部屋の照明が消えた際に自動でテレビの電源もオフになる「照明オフ連動」機能も搭載した。
リモコンには低消費電力モードにワンボタンで移行する「セーフモード」ボタンを搭載。さらに、放送中の番組からいつも見る番組や好みのジャンルの番組を自動選局して表示する「常連番組」ボタンも搭載した。
なお、この常連番組は設定により、テレビの電源オン時にも機能させることができる。これを利用すれば、テレビをつけると好みの番組が自動で表示される。
画面サイズは52V型、46V型、40V型、32V型の4つで、52V型と46V型は2色(ブラック、ホワイト)、それ以外は3色(ブラック、ホワイト、レッド)のカラーラインナップを揃える。
液晶パネル解像度は32V型のみ1366×768ドットで、それ以外はフルHD(1920×1080ドット)だ。また、32V型以外の機種は画質補正に「AQUOS高画質マスターエンジン」を搭載する。
発売日は32V型が2月20日、それ以外が2月15日となる。予想実売価格は、52V型35万円前後、46V型が28万円前後、40V型が18万円前後、32V型が11万円前後。