このページの本文へ

エコポイント狙いのお得なテレビ購入術 第2回

エコポイントでBDレコをゲット!? パナソニック&シャープ編

2010年03月10日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

レコーダーのラインナップが豊富で選択肢が広い
パナソニック「VIERA」のシミュレーション

「TH-P46G2」

プラズマテレビのスタンダード機種「TH-P46G2」

 パナソニックでは、46V型プラズマテレビの「TH-P46G2」をチョイスした。同社プラズマテレビのスタンダードモデルで、新開発の「ブラックパネル」を搭載。プラズマ開発陣がずっと積み重ねてきた黒表示時の予備放電の削減を推し進め、ついに予備放電レスを実現。ネイティブコントラスト500万:1を達成した。

 また、パイオニアのPDP技術が本格的に盛り込まれ、パネルの前面板と一体化した「低反射ブラックフィルター」も搭載。不要な内部反射をなくし、映像のクリアさを向上している。なお、上位モデルや3D対応モデルは「フル・ブラックパネル」を採用しているが、数値上のスペックは同等でその差はわずかと言っていい。機能もほぼ同等だ(3D表示機能を除く)。

 では、購入シミュレーションをしてみよう。なお、エコポイントは交換する商品によってポイントの還元率が異なるため、今回の特集では得られるポイントは100%の還元率としている。つまり、46V型テレビのエコポイントは3万6000ポイントなので、3万6000円として考える。また、ショップ独自のポイントは一律10%還元されるとした。

 TH-P46G2の実売価格はおよそ25万8000円。購入した場合、ショップポイントは2万5800円相当、エコポイントは3万6000円相当となる。ブラウン管テレビをリサイクルした場合は+3000円相当のポイントが加算されるので、合計は6万4800円相当となる。


(1)レコーダーの選択

BDレコーダーの「DMR-BR580」(左)、もしくはVHS一体型BDレコーダーの「DMR-BR670V」(右)を買うには追加で約3万円の出費が必要

 第1候補のレコーダーは、BDレコを望みたいところだが、最も安価な「DMR-BR580」(HDD500GB、シングルチューナー)、「DMR-BR670V」(VHS内蔵、HDD320GB、シングルチューナー)ともに実売9万5000円前後で予算オーバー。

 BDレコを選ぶなら、+3万円の負担となるが、さらに2万円足せばダブルチューナー機の「DMR-BW680」も視野に入る。とはいえ、+5万円となるとそれなりの金額だ。

5万円を負担してダブルチューナー搭載のBDレコーダー「DMR-BR680」(左)を買うか、ポイント分だけでDVDレコーダー「DMR-XP200」(右)をゲットするか、悩みどころだ

 ちなみに、パナソニックの場合はDVDレコも選択肢になる。こちらの場合は、HDD容量500GBでダブルチューナーの最上位モデル「DMR-XP200」(実売価格5万円前後)が購入可能だ。


(2)シアターラックの選択

パナソニックの「SC-HTX700」は「番組連動おまかせエコ」機能(右の説明図)を備える

 第2候補のシアターラックは、同社の「SC-HTX700」がおススメ。ビエラリンクに対応し、独自の機能として「番組連動おまかせエコ」機能を備える。これは迫力ある音で楽しみたい映画やスポーツでは「シアター出力:大」に、ニュースなどでは「シアター出力:小」に音声モードを切り換えて、番組ジャンルに合わせて節電を行なうもの。ただし、実売価格は10万円前後で、BDレコと同様にこちらも3万5000円ほど予算オーバーとなってしまう。


(3)小型テレビの選択

3色のカラーバリエーションから選べる「TH-L19C2」

 第3候補の小型テレビは選択肢が多い。ポイント内に限っても、液晶のスタンダードモデル「TH-L19C2」(液晶19V型、地デジ専用、実売6万円前後)がある。

 こちらはパーソナルユースを想定したモデルで、カラバリが黒/白/ピンクの3つが選べることがポイント。LEDエッジ型バックライト採用で省エネを実現していることをはじめ、「エコナビ」にも対応している。

「TH-L20R1」

テレビ録画が可能な「TH-L20R1」

 さらにオススメなのは、「TH-L20R1」(液晶20V型、実売6万5000円前後)。こちらは250GBのHDDを内蔵しており、テレビ録画が可能。パナソニックの小型モデルはネットワーク機能には非対応で、残念ながら別室のレコーダーで録画した番組をネットワーク経由で再生するといったことはできない。

 だが、録画機能があればレコーダーを更に追加する必要もなく、快適にテレビ録画が楽しめる。こちらも、ブラックとゴールドの2色のカラバリがある。

 このほか、数千円~数万円程度負担すると、22~26V型までの機種が視野に入る。選択肢も広いし、1台目のテレビのポイントで2台目の小型テレビを手に入れるという選択はなかなか上手いポイントの使い方と言えそうだ。


■Amazon.co.jpで購入

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中