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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第8回

横画面で最も使いやすいケータイはどれ?

2010年03月08日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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カメラとワンセグの操作は横画面でもできる

 今回横画面で操作できるかどうかを調べたテスト項目は以下の3つ。「横画面でワンセグの操作ができるか?」「横画面のままメールの文字入力ができるか?」「横画面でカメラの操作(設定の変更)ができるか?」である。

 結論から言うと表の通り、パーフェクトな対応は941SHだけ。メール入力が横画面にも対応していたのはこれだけだ。入力自体は対応していても、ボタン操作が縦向きのままのものが多かった。これらは△とした。

 ただし、メールを見るときは自然と縦画面に戻す人が多いと思う。941SHが凄過ぎるだけで、別に他の機種を使っても困ることはないだろう。むしろより重要なのはワンセグとカメラの操作だ。表にはメインの操作方法を記した。全機種操作自体は対応しているが、その使い勝手は機種ごとに異なる。

端末 ワンセグ操作 メール入力 カメラ操作
ドコモ「N-02B」 タッチ × タッチ
ドコモ「P-01B」 カーソルキー カーソルキー
au「SH003」 タッチ タッチ
au「U1」 サイドキー × サイドキー
SBM「940SC」 タッチ タッチ
SBM「941SH」 タッチ タッチ

クイックショットと相性抜群のタッチ操作
NTTドコモ「N-02B」

 以前の二軸ヒンジの折りたたみ型ケータイといえば、画面操作は側面のボタンでするのが一般的だった。しかしそんな時代は「タッチ操作」で変わった。N-02Bではカメラの設定も画面のアイコンを、ワンセグも機能メニューをタッチして操作する。特にカメラはサイドのシャッターボタンが大きいので押したくなるが、「クイックショット」のようにサクサク撮影したいときはタッチでシャッターを切ったほうが軽快で操作しやすい。

 また、モーションセンサーのおかげで縦に開いていても、ケータイを横に傾けるだけで横画面に切り替わる。折りたたまなくても横画面はすぐに起動する。

N-02B

画面をタッチで撮影が可能。クイックショットではなにかを撮影すると保存画面が小さく表示される

N-02B

ワンセグの操作もタッチで可能。メニューを表示した状態

タッチパネルなしでもさすがの快適操作
NTTドコモ「P-01B」

 N-02Bと違いタッチパネルは無い。しかしそんな不利はまったく感じさせなかった。ただし文字入力については可能ではあるものの、テンキーが縦向きのまま。受信メールは横画面で見られる。

 ワンセグとカメラではカーソルキーとタッチパッドで操作できるのでまったく問題ないだろう。ワンセグは縦画面のときと同様に、モバイルWスピードなどの設定が可能である。カメラは「自分撮り」の機能が便利だ。縦画面でははインカメラを使う通常の方法だが、インカメラは画素数が低い。そこで横画面時に通話ボタンを押すととサブディスプレイを活かして、アウトカメラで「自分撮り」ができる。自分の画像を大きく使いたいときに便利だろう。

P-01B

横画面にしたとき、10キー部分をタッチパッドとして操作できる機能を持つ

メールの表示や文字入力も横画面でできる。ただしキー操作は縦のときと同じなので、正直困難である

P-01B

自分撮りをする場合は大きなカラーサブディスプレイにプレビュー画面を表示する。これまでのケータイにはなかった使い勝手

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