このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

新世代ストレージ戦国時代 第10回

EMCが誇るスケールアウトストレージを目の前に

川崎で生V-MaxとFASTのデモを見た!

2010年02月24日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

これがV-Maxだ!ラボの見学ツアー

 そして、最後にSymmetirx V-Maxはじめ同社のストレージがずらりと揃う検証環境に案内してもらった。あとは写真をご覧いただこう。

ずらりと並んだSymmetrix V-Maxは青色のバーがポイント。一番右のベイが360台搭載可能なエントリモデル「V-Max SE」で、残り3つのベイが「V-Max」だ

V-Max SEはV-Maxエンジンが1台のみ。電源、ファン、UPSなども1つのベイに格納されている

1台のV-Maxエンジンに、マルチコアCPUとグローバルメモリ、ホスト用インターフェイスなどを統合する

V-Maxは3つのベイで構成され、両端の2つにディスクが搭載されている。

こちらはV-Maxエンジンを4台搭載していおり、Virtual Matrixを介して相互接続されている

V-Maxの背面は当然ながらケーブルだらけ。なぜかラックは通常のラックより1U分高さが低い41Uだとか

ディスク搭載のベイを背面から覗いてみる。各ベイで8本ずつのケーブルが中央のコントローラとエンクロージャ間が接続されている

 既存モデルのSymmetrix DMXでは、各コンポーネントとキャッシュメモリをポイントツーポイントで結んでいたが、V-MaxではCPU、メモリ、インターフェイスを統合し、かつ最大8台までをVirtual Matrixで相互接続できる。ここがもっとも大きなアーキテクチャの違いで、拡張性の観点で他社や自社製品に比べて優れているといわれている。

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事