このページの本文へ

Cloud Platform Suite

NEC、クラウドパッケージ「Cloud Platform Suite」発表

2010年01月22日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Cloud Platform Suite

Cloud Platform Suiteの3製品。左から、「エンタープライズパッケージ」、「スタンダードパッケージ」、「データセンターパッケージ」

 NECが、ワンパッケージになったクラウド環境「Cloud Platform Suite」を発表した。同製品は、NECのサーバーやストレージ、スイッチ、基盤技術、運用ツールなどといった既存の製品群とサービスによって構成される。サーバーにはExpress5800シリーズ、ストレージは、iStorageシリーズ、ネットワーク機器はUNIVERGEシリーズを採用し、これらを統合プラットフォーム管理ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」によって管理する。

 製品ラインナップは用途によって3つ用意されている。各ラインナップの内容は以下の通り。

スタンダードパッケージ
871万円からの中堅企業向けエントリーパッケージ。サーバー1台から最大4台までの構成となる。本日発表となった軽量ブレードサーバー「Express5800/B120b-Lw」(Express5800/SIGMABLADEをベースとし、Express5800/B120aから約30%軽量化した)に、同じく本日発表となったNASブレード新製品「iStorage NS500Ba」を搭載。AC100V電源にも対応する。出荷開始時期は2月下旬。
エンタープライズパッケージ
3880万円から。サーバーは4台から最大16台構成。企業や官公庁でプライベートクラウドを構築するための製品。サーバーやネットワークは「Express5800/SIGMABLADE」を、ストレージは「iStorage D3」にて構成される。出荷開始時期は4月以降。
データセンターパッケージ
2億5000万円から。サーバー40台で構成される。大規模クラウド基盤構築のための製品。クラウド型のサービス提供を検討している通信事業者の局舎設置も想定されている。サーバーは「Express5800/ECO CENTER」、ネットワーク機器は「UNIVERGE IP8800シリーズ」を採用。直流受電(DC-48V)にも対応する。出荷開始時期は2月下旬。


 こうしたハードウェア群を統合管理するのは、上記したWebSAM SigmaSystemCenterのほか、システム性能分析の「WebSAM Invariant Analyzer」がある。WebSAM SigmaSystemCenterでは、物理リソースや仮想環境の運用管理自動化/自律化を行なうほか、仮想環境のテンプレートから、クリックするだけで仮想マシンを生成できるGUIを提供する。WebSAM Invariant Analyzerでは、エラーメッセージとしては表われない“サイレントエラー”検知や障害解析迅速化を可能にするとしている。

 クラウド環境のワンパッケージ製品といえば、日本IBMのIBM CloudBurst(関連記事1関連記事2)が記憶に新しいが、IBM CloudBurstが1900万円~の価格設定なのに対し、Cloud Platform Suiteは最低価格1000万円未満から、最高価格2億5000万円以上までと、筐体も全く別(IBM CloudBurstは同じ筐体にインストールするブレードやストレージユニットの数で価格体系を分けている)であるところが特徴だ。

 今後Cloud Platform Suiteは、業務アプリケーションとの連携に力を入れていくという。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  5. 5位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  6. 6位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  7. 7位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  8. 8位

    TECH

    パンや酒、チョコづくりにも関わる微生物「酵母」の進化を追求

  9. 9位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  10. 10位

    ITトピック

    6割超の企業で「セキュリティは取引条件」 SCS対応も進む/パワハラと指導の違い、あなたの基準は?/AIへの危機感か 転職希望のIT人材が増加、ほか

集計期間:
2026年07月22日~2026年07月28日
  • 角川アスキー総合研究所