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サーバ環境の運用管理やコンサルティング、低コストデータセンターを提供へ

日本HP、インフラ強化戦略「Converged Infrastructure」

2009年12月04日 09時00分更新

文● 金子拓郎/TECH.ASCII.jp

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統合のためのコンサルティング3本柱

 コンサルティングサービスは、「ビジョン策定ワークショップ」、「計画立案サービス」、「設計および導入サービス」の3種類からなっている。

HP Converged Infrastructureのコンサルティングサービス

 ビジョン策定ワークショップと計画立案サービスは、それぞれ予定価格が157万5000円からで、提供開始予定日は2010年1月。設計および導入サービスは、価格は個別見積りで、提供は2010年3月となる。

各サービスの内容

データセンターは、回線/電力コスト2~3割減

 データセンターサービスは、東京近郊のデータセンターを利用したサービスで、12月3日に開始した。ユーザーが所有するサーバーを設置する「ハウジングサービス」と、運用管理や監視サービスまでを日本HPが提供する「アウトソーシングサービス」を用意。1ラックにブレードサーバーのエンクロージャ(シャーシ)を3台まで搭載可能な、電源供給と空調設備を提供する。電源に関しては、商用電力として送られてくる交流電源に加え、直流電源にも対応する。

 また、回線と電気料金の課金方式として、従量課金方式を採用する。これにより、定額料金方式と比べて、20~30%のコスト削減が可能になるという。

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