ThinkPad T400sの14型ワイド液晶には、出先でのプレゼンテーションなどで活躍するWXGA+(1440×900ドット)で表示できる。ビジネスバッグに収納可能な大きさで、鉄道や航空機での出張に持って行くことも十分可能だ。堅牢で薄さも兼ね備えていて、ビジネスモバイルでの利用を十分に考えたノートパソコンだ。
さらに直販モデルなら、ストレージを振動に強く、消費電力が少なめのSSDにしたり、テレビ電話としても利用可能な内蔵カメラも選択したりできる。モバイル高速ブロードバンドとして全国展開が始まったモバイルWiMAXモデルも選択できる。内蔵WiMAXなので通信時の開始や終了時にデータ通信カードを着脱する必要がなく、扱いやすい。さらに訪問先クライアントの会議室で打ち合わせをしつつ、緊急の連絡メールに対応する、といったシチュエーションでも活躍しそうである。
ビジネスモバイルでの使用前提でThinkPad T400sの導入を考える場合、直販のWiMAX内蔵モデルで、SSD 128GBとの組み合わせが有力な選択肢だ。
ThinkPad 400s(レノボ直販モデル) | |
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項目 | 内容 |
直販価格 | 構成によって異なる |
CPU | インテル Core 2 Duo プロセッサー SP9400 動作周波数2.4GHz/SP9600 2.53GHz |
OS | Windows Vista Business 32ビット版/64ビット版/Windows Vista Business正規版ダウングレード(Windows XP Professional正規版) |
サイズ | 約337(幅)×241(奥行)×21.1~25.9(高さ)mm |
重量(g) | 約1.79kg(標準バッテリー込み) |
画面サイズ | 14.1型ワイド WXGA+TFT液晶 |
グラフィック | モバイル インテル GS45 Expressチップセット(インテル グラフィックス・メディア アクセラレーター 4500MHD搭載) |
メモリー | 1GB~4GB(最大) |
記憶メディア | 120GB HDD、250GB HDD、64GB SSD、128GB SSDのいずれか選択可能 |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線LAN | IEEE802.11nドラフト2.0、IEEE802.11a/b/g準拠 |
モバイルWiMAX | WiMAXモデル(2808A12)のみ内蔵 |
Bluetooth | Bluetooth Ver.2.1+EDR 準拠(内蔵選択可) |
モデム | なし |
バッテリー | T400s 6セルバッテリー |
TV機能 | なし |
キーボード | 日本語/英語キーボード選択可能 |
Windows 7アップデート
レノボではWindows VistaからWindows 7へのアップグレードキャンペーンを発表している。対象は2009年6月26日から2010年1月31日までに購入したパソコンで、導入されていたOSがWindows Vista Home Premium(Windows 7 Home Premiumにアップグレード)、Windows Vista Business(Windows 7 Professionalにアップグレード)、Windows Vista Ultimate(Windows 7 Ultimateにアップグレード)のモデルが対象。なお、前記のOSを導入したモデルでWindows XPへのダウングレードしたパソコンも対象に含まれる。
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