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T教授の「戦略的衝動買い」 第69回

最優秀賞をあげたい! ベタ惚れしたVIERAの携帯TV

2009年10月01日 16時00分更新

文● T教授

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快適通勤グッズとして持ち歩いている「ポータブルワンセグテレビ SV-MC55」。HDDレコーダーとの連携がものすごく便利だ

 レコーダーの世界では、アッという間にHDDの容量が1TBを超えて、2チャンネルの同時録画は当たり前になった。この先何年も経たないうちに、地デジ全チャンネルを24時間、1ヵ月分録画できるハードウエアが登場しそうな勢いだ。

 HDDが録画で一杯になったら、一番古いモノを自動で上書きしていくようにして、過去1ヵ月分のテレビ番組を常に自宅にストックするわけだ。実際に見る番組は、その中からたったの数本かもしれない。巨大なHDDとマルチチャンネルの録画機能は、録画予約忘れの保険となるだろう。

 一方、問題となるのは視聴時間のほうだ。仕事に追われて、毎日、テレビの前に数時間と座ってられない人もいるはず。一時は見ようと考えた番組をHDDの肥やしにしないために、最も現実的な手段は何か。そう考えて、目をつけたのがポータブルテレビだった。

 プラズマテレビもHDDレコーダーもパナソニックの「VIERA」シリーズで統一した筆者は、録画番組を通勤途中で見るために「ポータブルワンセグテレビ SV-MC55」を衝動買いしてしまった。

 SV-MC55は、能率手帳よりひと回り小振りなサイズ(136×75mm)で、重量はたったの187g。SDカードとマイクロSDカードのデュアルスロットを備えていて、ワンセグ録画したビデオ映像や写真、音楽などの再生が可能だ。

片手で軽く持ち運べるSV-MC55は薄型でスーツの内ポケットにも収まるサイズだ

液晶は4.3インチ/480×272ドット。カーソルボタンを含め4個で操作も簡単だ

背面には、すべての操作を無効にするホールドスイッチと、2段階で調節可能なスタンドが付属する

同梱の外付けスタンドを使用しなくても、新幹線のテーブルなどでは十分使える

ワンセグテレビを見るときは、内蔵アンテナを引き延ばして受信する


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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