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「なんちゃってジョブズ」のウラ話もございます

開発者が語る、DS-10 PLUSで何が出来る?

2009年07月01日 16時00分更新

文● 四本淑三

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アイディア次第でスペック以上の使い方も

―― 「PLUS」のハイライトは、ソングの再生中に演奏操作ができることだと思うのですが。

佐野信義氏(写真は昨年10月のもの)

佐野 ソングでパターンを並べて打ち込めば、ステップが長くなったのと同じことになるんです。長いメロディーは仮にソングを組んで打ち込んでおくことができます。

Koishi それはいいですね!


―― というDS-10 PLUSが皆さんの手元に来たらどう使います?

Koishi コード進行している上でメロディが弾けるわけですよね。それはいわゆるポップスっぽい曲の作り方には便利だと思います。

ヨナオ パターン毎にカオス・パッドのキーやスケールが変えられるので、コード進行や転調に合わせることができますよね

一同 おお、なるほど!

ヨナオ だから演奏部分の機能向上は、発表されているスペック以上のものがあると思います。

Koishi 僕は発表の字面だけ読んで大興奮しましたよ。

佐野 ただソングを鳴らしながら、こうやってツマミをいじってると、最後に回したツマミの位置を覚えているんで、そこでセーブしちゃうと、最後のパラメータで残っちゃう。そこはコツが必要ですね。

一同 なるほどー。

前述の「基調講演」で発表された2機能。作曲したソングを鳴らしながら「編曲」ができるようになり、また作ったトラックのミュートとソロをプログラムで切り替えられるようになっている


―― それも含めて初心者には相当ハードルが上がっちゃいましたね。

佐野 いきなりデュアルモードだと訳が分からないでしょうね。だからDSiでも起動時には従来のDS-10と同じシングルのモードが選べるようにしてあります。

―― シングルで慣れてからステップアップして欲しい、ということですね。

Koishi シングルで作ったデータもデュアルモードで読み込めるんですか?

佐野 はい、セッションという単位は一緒なので。

―― DSiではシンセが4台分、それぞれ(音源は)2VCOなのでモノフォニックだけど8声使える。でも和音を打ち込むのが面倒なので、ポリフォニックとして1トラックで扱う、みたいな方向性はありませんでしたか?

佐野 データの互換性を保とうとすると、それはできないんですよ。違う製品になっちゃう。DS-10のデータ構成を保ちつつ、もともとのDS-10ユーザーにも使って欲しいという発想なんです。


―― 下位互換性を重視した結果だと。

佐野 というかですね、そもそもうちのプログラマーが「DSiなら2台分動きそうですよ」っていう話を聞いたところから始まった話なんですよ。えーっ、マジ? ならやろやろやろーっ! ってね。

一同 (爆笑)

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