このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

「なんちゃってジョブズ」のウラ話もございます

開発者が語る、DS-10 PLUSで何が出来る?

2009年07月01日 16時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

DS-10 PLUS発表

KORG DS-10 PLUS。9月17日発売予定

 2009年6月26日0時、ニンテンドーDS用ソフト「KORG DS-10」の新バージョン「KORG DS-10 PLUS」が発表された。

 KORG DS-10はゲーム機向けのソフトながら、アナログシンセサイザーの音と操作性をリアルに再現し、本格的な曲作りが楽しめる。昨年7月に発売されて以降大ヒットとなり、いまやポケットシンセのスタンダードと言ってもいい。

 「PLUS」の注目は3つ。まずソング1の再生中に音色の操作やキーボード等の入力が可能になったこと。従来は再生が始まるとテンポとSWINGの調整しかできなかった。

 2つ目はトラック2ごとのミュート設定が追加されたこと。たとえば1つのパターンでキックやベースの有無など、いくつかのバリエーションを持たせられる。DS-10のパターン3数は16個と限られるため、これは地味ながらあり難い機能だろう。

 そしてDSi専用機能として、従来のDS-10が2台分使える「Dual DS-10モード」が設定された。DS-10はシンセトラックが2つ、ドラムトラックが4つという構成だったが、それぞれ4トラックと8トラックに拡張された。

 販売網も拡大され、従来はamazon.co.jp専売だったが、一般ゲームショップでも入手可能となった。価格は4800円から3990円に下がり、ややお手ごろに。シンセなのに楽器店で買えないのが不思議だったが「大人の科学マガジン×KORG DS-10 PLUS 限定パック」が楽器の流通チャンネルに乗る。

 どちらもamazon.co.jpでは予約が始まっており、ニンテンドーDS用ソフトの音楽カテゴリで通常版が3位、大人の科学版が1位(2009年6月29日現在)と好調な滑り出しだ。



*1 パターンの再生順を設定するプログラム。

*2 音源とそれを鳴らすシーケンス設定。

*3 シンセ2トラック、ドラム4トラック分から成る、16ステップ(16分音符16個分)のシーケンス。

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン