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Ad Plannerは使い方しだいで最強ツールに! (2/3)

2009年05月25日 16時30分更新

文●小橋川誠己/Web Professional編集部

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媒体調査を試してみよう

 さっそく、ユーザー属性を設定して媒体リストを並べ替えてみよう。今回は仮に、デジタルガジェットが好きな30代後半の男性に、「iPhone」関連グッズを販売したい企業が広告主だとする。想定しているユーザー属性は以下の通りとしよう。

  • 年齢:35歳~44歳
  • 性別:男性
  • 閲覧しているサイト:ガジェット系のブログ(Engadget JapaneseGizmodo JapanGIGAZINE
  • 検索しているキーワード:「iPhone」

 最初に、ユーザーの居住国(Country)を選択する。日本のユーザーを対象にしたいので「Japan」を選び、次に言語(Language)から「Japanese」をセレクト。以下同様に、性別(Gender)は「Male」、年齢(Age)は「35-44」を選ぶ。

Google Ad Planner

最初に、CountryからJapanを選択する

Google Ad Planner

性別や年齢など、そのほかのターゲット属性もチェックを入れていく

Google Ad Planner

閲覧しているサイトのドメイン名を入力して「Add」をクリック。改行区切りで複数のドメイン名を一度に入れられる。同様にキーワードには「iPhone」と入力


 続いて、閲覧しているサイトのURL(Sites visited)に「engadget.com」「gizmodo.jp」「gigazine.net」の3つのドメイン名を、検索キーワード(Keyword searched)に「iPhone」と入力。すべての条件に合致する場合にしたいので、「Find audience matching」を「All sites and keywords below」に変更したら設定は完了だ。

 これで右側にある媒体リストが、設定したターゲットにリーチできる順番に並べ替えられた。Audienceの列の値が、設定した属性のユーザーにリーチできる割合やUV(ユニークユーザー)、Countryの列の値が日本全体のUVやPV(ページビュー)となる。ドメイン名のリンクをクリックすれば、より詳細なサイトのプロフィール(まるでGoogle製の媒体資料のようだ)も閲覧できる。

Google Ad Planner

今回設定したターゲットにリーチできる媒体はこんな順番に。日経BPやITmedia、インプレスなど、IT系のポータルサイトが軒並み上位に上がってきた

Google Ad Planner

ドメイン名をクリックすると詳細なサイトのプロフィールが表示される。これを媒体社が公開している媒体資料と比較してみるだけでもおもしろいかもしれない

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