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Google、サイズ違いバナー広告を量産できる無料ツール

2009年04月21日 08時00分更新

文●小橋川誠己/ASCII.jp

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 新商品のアピールのために商品画像を使ったバナー広告を出稿したいけど、クリエイティブを外部に発注するには予算がない。かといって、内部で制作しようにも、社内にはFlashを扱えるWebデザイナーがいない……。そんなシチュエーションでも広告出稿を可能とする新ツール「ディスプレイ広告ビルダー」(日本語版)が3月31日、グーグルからリリースされた。同社の検索連動型広告サービスであるGoogle AdWordsのアカウントがあれば、AdWords管理画面→キャンペーンの選択→広告パターン「ディスプレイ広告ビルダー」から無料で利用できる。

グーグルが提供する「ディスプレイ広告ビルダー」。AdWordsユーザーがブラウザー上で広告を作れる無償サービスだ


 ディスプレイ広告ビルダーは、バナー広告などのディスプレイ広告のクリエイティブをWebブラウザー上で簡単に作成できるサービスだ。あらかじめ用意されているデザインテンプレートを選び、キャッチコピーや社名などのテキストを入力、ロゴや商品画像をアップするだけで、プレビューを見ながらジェネレーター感覚で使える。テンプレートは現在約50種類が用意されており、今後も順次、増やしていく計画だ。

テンプレートを選択してテキストを入力するだけでディスプレイ広告を作成できる


 特徴は、一度作成した広告をベースに、IAB(Interactive Advertising Bureau)規格のさまざまなサイズの広告を自動生成してくれること。たとえば、300×250ピクセルのレクタングルを作成すると、336×280ピクセルのラージレクタングル、120×600ピクセルのスカイクレイバーなどのバリエーションが選べる。出稿先に合わせてサイズの異なるバナー広告を制作するのは面倒なものだが、自動生成なので手間が省けるわけだ。

Googleディスプレイ広告ビルダー

さまざまなサイズの広告を自動生成。配置されたテキストが途中で切れているなどの問題があれば変更できる


 ディスプレイ広告ビルダーで作成した広告は、グーグルのアドネットワークのサーバにホスティングされ、AdWordsの出稿時にのみ利用できる。グーグルのアソシエイト プロダクト マネージャーであるブラッド・エリス氏は、「広告を見たユーザーがあとでその企業サイトを訪れるなど、ディスプレイ広告にはWebサイトのトラフィック全体を上げる効果がある」と説明。「ただ、広告を制作する手間もお金もノウハウも必要で、壁が高かった。より簡単に、より多くの広告主にディスプレイ広告を使ってもらうために新ツールを開発した」と狙いを説明している。

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