インストール実験 その3
MacBook Pro
3台目の実験体には、アップル「MacBook Pro」を使用した。実験に供するのは最新モデルではなく、2008年に発売されたモデルで、編集部のMac担当広田の私物だ。Boot Campを使ったWindows Vistaの動作実績があるので、インストールだけならWindows 7も問題なさそうに思える。
試用したMacBook Proの主なスペック | |
---|---|
CPU | Core 2 Duo T9300(2.50GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | GeForce 8600M GT |
ディスプレー | 15型ワイド 1440×900ドット |
HDD | 320GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11n対応 |
OS | Mac OS X 10.5(Leopard) |
テスト開始時点では、Boot Campは使用していないので、今回は新たにWindows用領域を確保して、新規インストールに挑戦する。Windows用領域は50GBほど確保した。Boot CampアシスタントでのWindowsインストール画面には、当然Windows 7の文字はない。ダメもとでWindows 7のDVDを入れて、実行してみる。
インストール自体は特筆することもなく、きちんとWindows 7のDVDからセットアッププログラムが起動して、インストールできた。あまりにスムーズに進んだので、ちょっと拍子抜けしたほどだ。インストールに要した時間は29分だった。
スペックの割に、時間が少しかかったのは、インストール最終段階での更新プログラム導入で、GPUのドライバーのダウンロードとインストールがあったため。インストール直後のデスクトップはWindows Aeroが有効でなかったが、更新プログラムでGeForce 8600M GT用のドライバーが導入されたあとは、きちんとAeroも有効になった。
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