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XPと本気でさよならするための Windows 7特集 第5回

あのマシンでも動く? Windows 7インストール実験【前編】

2009年05月17日 14時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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インストール実験 その3
MacBook Pro

実験体第3号は、Core 2 Duo搭載の「MacBook Pro」

実験体第3号は、Core 2 Duo搭載の「MacBook Pro」

 3台目の実験体には、アップル「MacBook Pro」を使用した。実験に供するのは最新モデルではなく、2008年に発売されたモデルで、編集部のMac担当広田の私物だ。Boot Campを使ったWindows Vistaの動作実績があるので、インストールだけならWindows 7も問題なさそうに思える。

試用したMacBook Proの主なスペック
CPU Core 2 Duo T9300(2.50GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス GeForce 8600M GT
ディスプレー 15型ワイド 1440×900ドット
HDD 320GB
無線通信機能 IEEE 802.11n対応
OS Mac OS X 10.5(Leopard)

 テスト開始時点では、Boot Campは使用していないので、今回は新たにWindows用領域を確保して、新規インストールに挑戦する。Windows用領域は50GBほど確保した。Boot CampアシスタントでのWindowsインストール画面には、当然Windows 7の文字はない。ダメもとでWindows 7のDVDを入れて、実行してみる。

Boot Campアシスタントの画面

Boot Campアシスタントの画面。インストール対象のWindowsに、Windows 7の名前は当然ない

 インストール自体は特筆することもなく、きちんとWindows 7のDVDからセットアッププログラムが起動して、インストールできた。あまりにスムーズに進んだので、ちょっと拍子抜けしたほどだ。インストールに要した時間は29分だった。

インストール時のパーティション選択画面

インストール時のパーティション選択画面。Boot Campアシスタントが確保したWindows用領域は最下段のパーティション3

インストールがほぼ終了

インストールがほぼ終了し、ログオン画面に

インストール最終段階では無線LANも見えた

インストール最終段階では無線LANも見えた。Windows 7にドライバーが含まれている証拠だ

 スペックの割に、時間が少しかかったのは、インストール最終段階での更新プログラム導入で、GPUのドライバーのダウンロードとインストールがあったため。インストール直後のデスクトップはWindows Aeroが有効でなかったが、更新プログラムでGeForce 8600M GT用のドライバーが導入されたあとは、きちんとAeroも有効になった。

インストールが完了した直後のデスクトップ

更新プログラムの導入も済み、インストールが完了した直後のデスクトップ。通知領域のバッテリーに×マークが付いているのは、故障しているためでWindows 7は無関係

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